サンアントニオ・デ・パレ宇宙基地建設年表
2130年代
• 2132年:TOTO評議会で大西洋進出の是非を議論開始。
• 2138年:サンアントニオ・デ・パレを唯一のTOTO直轄拠点とする決議採択。ジブラル
タル建設は「現地自助の目標」とされる。
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2140年代:調査・基盤整備
• 2141年:測量隊と初期建設部隊が派遣され、島全域の地質・気象・海洋調査を開始。赤
道直下の安定した地盤が確認される。
• 2143年:建設前線港として周囲に浮体式ドック(メガフロート型)が設置され、物資輸
送の拠点が整備される。
• 2145年:防衛部隊駐屯開始。周辺海域での海賊行為が増加していたため、TOTO海軍が
巡航任務を強化。
• 2147年:軌道エレベーター建設予定地点に基礎杭の打ち込み開始。
• 2149年:低軌道上に先行観測衛星・建設支援プラットフォームを配置。
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2150年代:本格建設と試運用
• 2151年:マスドライバー第一期建設開始(物資打ち上げ用の小型版)。
• 2153年:軌道エレベーター第一ケーブル展開成功。地球〜静止軌道間に資材輸送ライン
が確立。
• 2155年:マスドライバー完成。小型無人補給艇の打ち上げ試験に成功。
• 2157年:宇宙基地本体(軌道上ステーション)の建設開始。TOTOの「第三宇宙中継
港」として位置づけられる。
• 2159年:軌道エレベーター全面稼働。大西洋圏からの資源輸送が本格化。
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宇宙基地の特徴
• 軌道エレベーター+マスドライバー併設という二重輸送システム。
• 大西洋沿岸の復興途上国や共同体国家に対し、交易・教育・医療などの支援を行う「文
明の窓口」としての役割を担う。
• 同時に 治安維持拠点 としてTOTO国際警察機構の大西洋支部が設置される。
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歴史的意義
• サンアントニオ・デ・パレ宇宙基地は「大西洋を最小限のコストで安定化させる」
TOTOの戦略の結晶。
• 欧州西岸や南米大西洋側国家にとっては 自立とTOTO支援のバランスを保てる象徴 とな
り、21世紀型の「一方的な占領」とは異なる新しい国際秩序のモデルとなった。
• 後世では、トラック・セイロン・サンアントニオ・デ・パレの三大宇宙港 が、22世紀末
~23世紀のTOTO繁栄を支えたとされる。




