加工した藻類によるカイコの飼育実験と、大型魚やカエル、ザリガニの飼育実験、そし てそれらの実用化
2070年代初頭:試験型農業宇宙コロニー「プロトファーム」建造
* 目標: 閉鎖空間での食糧自給の実現と、バイオマスの循環技術の確立。
* 技術: 淡水アクアポニックスシステムを基盤に、稲、葉物野菜、淡水魚(ティラピアな
ど)を栽培・養殖。
* カイコ飼育実験: この段階では、藻類をカイコが食べられるように加工する技術を開発
中。少数のカイコを飼育し、藻類から製造した人工飼料を与え、その成長率や繭の品質を
評価します。
2070年代中盤:淡水生物の飼育実験開始
* 背景: プロトファームが安定稼働し始めたことで、TOTOは食糧生産の効率性と多様性
を追求。
* 実験対象: ナマズやピラルクー、食用ガエル、ザリガニといった、肉に似た食感を持つ
淡水生物の飼育実験を開始。
* 目的: 鶏や哺乳類に代わるタンパク源としての可能性を検証し、飼育に必要なスペー
ス、エネルギー、水資源のデータを収集。
2080年代前半:技術の確立と実用化の決定
* カイコ: 藻類を原料とした人工飼料の開発が成功し、カイコの飼育が安定。宇宙シルク
の生産ラインが確立し、衣類や医療用材料としての実用化が決定。
* 大型淡水生物: ナマズやピラルクー、食用ガエル、ザリガニが、効率的なタンパク源と
して有用であることが証明されます。
2080年代後半から:大型農業コロニー「みずほ」シリーズ建造開始
* 「みずほ」シリーズの役割:
* 食糧供給: 稲や野菜、魚介類に加えて、ナマズ、ピラルクー、食用ガエル、ザリガニ
が、安定した食糧源として大規模に養殖されます。
* 資源循環: 藻類を餌としたカイコが、宇宙シルクを生産。その副産物は魚介類やカエ
ルの餌となり、完璧な資源循環システムが完成します。
* 宇宙の食文化: 宇宙の食文化は、米と魚介類に加えて、肉に似た食感のナマズやカエ
ル、ザリガニが加わることで、多様性が増し、より豊かなものになっていくでしょう。




