2020年代:TPSAによる宇宙太陽光発電所の実用化
1. 背景
• 第三次世界大戦後、化石燃料供給は不安定(中東・米国が混乱、ソ連圏崩壊)。
• 1970〜80年代に日本・豪州は火力発電依存を強めるが、環境負荷と供給リスクが問題
化。
• 1990年代以降、TPTOは 「宇宙発電でエネルギー自立」 を戦略目標に掲げ、TPSAが主
導。
• 2000年代に基礎実験(マイクロ波伝送)成功、2010年代に小型実験衛星で技術検証。
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2. 実用化計画
• SSPS-1(2024年稼働開始)
• 静止軌道に建設された太陽光発電衛星(出力約1GW)
• トラック島・嘉手納宇宙基地から打ち上げ
• 日本本土と豪州ダーウィン近郊に送電実験成功
• SSPS-2(2026年)
• 大規模化(3GW級)、インドネシア・フィリピンにも送電
• SSPS-3(2029年)
• 軍民両用型。平時は送電、戦時には限定的な高出力ビームを対電子兵器として転用可能
• 公には「冗長系エネルギー供給衛星」とされている
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3. 技術的特徴
• 大規模展開式ソーラーパネル(全長数km)
• マイクロ波送電方式:
• 波長2.45GHz、地上レクテナ(受電アンテナ)に送電
• 高効率で数百km範囲の送電が可能
• レーザー送電試験も並行実施(島嶼部・軍事利用用)
• 冷却用のメガフロート式受電基地を各地に設置
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4. 影響
経済
• 日本・豪州・東南アジアの都市圏に安定電力供給
• 火力依存が減り、化石燃料輸入コスト削減
• 宇宙インフラ需要でTPSA加盟国の産業が急成長
軍事
• マイクロ波を低出力照射すれば「対人非致死兵器」
• 高出力照射を行えば「対電子兵器(通信妨害・ドローン無力化)」
• 2001年のトラック島侵入事件で小規模使用 → 抑止力としての効果が認識される
地政学
• 太平洋圏のみがSSPSの恩恵を享受 → エネルギーの地政学的独占
• 欧州・大西洋圏は高コスト火力・風力・小型原子炉に依存
• 「エネルギー=宇宙から供給」という新秩序が定着
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5. 社会的変化
• 太平洋圏では「宇宙からの電気」が日常化
• レクテナ基地の周辺には新興都市が形成される(例:インドネシア・スラウェシ島、豪
州北部)
• 宇宙産業はエネルギーと軍事を兼ねた巨大経済セクターとなり、TPSAの求心力がさらに
高まる
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まとめ
2020年代半ば、TPSAは世界で初めて宇宙太陽光発電所を実用化。
• エネルギー供給の独占
• 軍事的応用の可能性
• 加盟国間の結束強化
これにより太平洋圏は「海を制し、宇宙を制し、エネルギーをも制する」存在となり、
荒廃する欧米・内陸勢力との差が決定的に広がっていきます。




