米国全土の内戦加速と泥沼化(2011〜2020年代)
1. 震災による戦力再配置(2011)
• 東日本大震災で日本は港湾・発電インフラ復旧に戦力と資源を集中。
• TPTOは北米駐留戦力の約3〜4割を引き上げ、物資補給も縮小。
• PSA(太平洋諸州同盟)は西部沿岸とメキシコ湾側航路防衛を優先し、東部・中西部か
ら部隊を撤退。
• 放置された地域では、過激派や軍閥が勢力拡大を開始。
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2. 勢力分裂と拡大(2012〜2014)
米国は事実上、以下の勢力に分裂:
1. PSA政府軍(西部沿岸〜ロッキー山脈以西)
• サンフランシスコ、シアトル、ロサンゼルスを中核拠点とする。
• 装備はTPTO供与品が中心だが、補給は縮小傾向。
• 防衛重視で東部奪還には消極的。
2. ニュー・カヴェナント軍(大西洋沿岸〜五大湖周辺)
• 白人至上主義・宗教原理主義を掲げる武装組織連合。
• 大都市を占領すると住民を強制改宗、反対派は処刑か追放。
• 西進してオハイオ・ペンシルベニアを制圧。
3. 南部自由軍(旧南部諸州)
• 麻薬カルテル、旧軍人、傭兵団の混合勢力。
• メキシコ湾港を拠点に武器・麻薬取引で資金調達。
• カリブ海や中南米の海賊とも連携。
4. 独立都市同盟(ニューヨーク、シカゴなど)
• 商業・金融を背景に武装民兵を雇い自治を維持。
• 周囲の農村や小都市から物資を買い占め、治安は相対的に安定。
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3. 都市型戦闘と人口流出(2014〜2016)
• 市街戦が常態化:デトロイト、フィラデルフィア、アトランタ、ヒューストンなどで膠
着戦。
• 難民はカナダやメキシコに流出、累計1,000万人を超える。
• 一部は太平洋側を経由して日本や豪州に移民申請を行うが、治安懸念で多くが却下され
る。
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4. TPTOの間接介入(2016〜2019)
• 地上部隊投入は行わず、宇宙偵察+往還機爆撃+神の杖+マイクロ波照射による限定攻
撃で過激派を抑制。
• 特定勢力が急成長すると物資補給ルートや指揮施設を破壊し、均衡状態を維持。
• 公には「人道支援と航路安全のため」と説明するが、実際は内戦長期化を狙う。
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5. 泥沼化の固定化(2020年代)
• 米国は完全に無政府状態+群雄割拠に固定化。
• 太平洋側はPSAが限定的安定を保つが、内陸部は荒廃地帯。
• 大西洋側は宗教軍閥、麻薬国家、海賊、傭兵が入り乱れる「現代の三十年戦争」状態。
• パナマ運河破壊による海軍移動制限で、太平洋と大西洋は完全に分断され、再統一は非
現実的。
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6. 放置戦略の意図
• TPTO公式理由:復興優先、干渉最小化、太平洋航路の安全確保。
• 実際の意図:大西洋側を「緩衝地帯」として維持し、ハートランドや中南米勢力の進出
を阻む。
• 東西分断を固定化することで、太平洋の安全保障をTPTOが独占。




