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72時間後  作者: circlebridge
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1975年 日本の宇宙開発状況

1. 基本戦略

• 核戦争後の復興期であり、宇宙開発は実用優先・軍民両用路線。

• 月面着陸のような威信事業は行わず、

通信・監視・気象・発射拠点整備など、直接国益に資する分野に集中。

• 一方で、将来を見据えたスペースプレーン基礎研究を水面下で進行。

2. 主要拠点

嘉手納宇宙基地

• 核戦争で焦土化した旧米軍嘉手納基地を再開発。

• 低緯度を活かし、小〜中型ロケット打ち上げの主力拠点に。

• 主な任務:

• 偵察衛星・通信衛星・気象衛星の打ち上げ。

• 宇宙機回収のための滑走路運用試験。

• 年間4〜5基の衛星を打ち上げる能力を確立。

トラック島(チューク環礁)計画

• 1973年に調査開始。赤道至近で大型ロケット打ち上げに適地。

• 1975年時点では発射施設は未着工、観測・追跡局として機能。

• 大規模建設は1980年代初頭に持ち越し。

3. 運用中の宇宙機

偵察衛星

• 1972年に初の国産軍事偵察衛星「たかつき」打ち上げ成功。

• 1975年には第4号まで運用中。

豪州北部・ソ連沿海州・中国沿岸の監視が可能。

気象衛星

• 1973年に「みずほ」運用開始。

台風経路予測や農業気象監視に活用され、東南アジア諸国から高評価。

通信衛星

• 太平洋全域をカバーする「さくら」シリーズ運用開始。

• 豪州との共同運用衛星「サザンクロス」計画が進行中(民間通信+軍用暗号回線)。

4. XB-70試験機の活用

• 米国崩壊後、XB-70試作機1機と設計資料が日本に移管。

• 川崎重工・三菱重工の合同チームが解析。

• 1973年から無人高速飛行試験に投入:

• 耐熱材・複合材の試験。

• 再突入用カプセルの空中発射。

• 縮尺スペースプレーン模型の分離滑空試験。

• 1975年時点ではスペースプレーンは設計研究段階、有人試作は1980年代後半予定。

5. 有人宇宙活動

• 宇宙ステーション構想:

• 1975年に多目的宇宙拠点の予備設計完了(定員4〜6名)。

• 用途:偵察・通信中継・材料実験・医療実験。

• 1980年代前半の建設開始を想定。

• 有人飛行は慎重姿勢。試験パイロット養成は進めるが、有人機の実用化はまだ先。

6. 国際的評価

• 東南アジア・南太平洋では、日本の気象・通信衛星網が安全保障と経済復興に直結し、

高く評価。

• ソ連の1975年有人月面着陸に対しては「実用性に乏しい」と冷静に評する。

• 日豪ブロックの宇宙インフラは、実戦的運用面で世界最先端。

1975年時点の特徴

• 即戦力:偵察衛星・気象衛星・通信網で日豪圏の安全保障を確立。

• 未来投資:XB-70試験機を利用したスペースプレーン基礎研究。

• 中期計画:有人宇宙ステーションによる持続的宇宙利用。

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