表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
72時間後  作者: circlebridge
126/128

オーストラリアの戦後復興(2330〜2350年代)

1. 戦争被害

高天原による隕石投射が**オーストラリア北部(ダーウィン、カーペンタリア湾一帯)**

に直撃。

数百万単位の死者、熱波と衝撃波でインフラは壊滅。

以後数十年間、

**「赤い傷痕」**と呼ばれる巨大クレーターと放射性物質汚染が残留。

北部の主要都市は放棄され、国家の中枢は完全に南部へ移転。

2. 政治的・社会的影響

戦前からOSTOの主要メンバーであり「太平洋の柱」とされたオーストラリアが、一夜に

して前線国家に。

戦時の被害を「宇宙に背を向けた代償」と見る声もあったが、戦後はむしろ「宇宙安全保

障への依存」を強める。

大量の国内避難民が発生し、メルボルン・シドニー・アデレードなど南部大都市に移住。

北部は長期的封鎖区域とされ、事実上「国土の半分を失った国家」となる。

3. 戦後復興政策

OSTO主導の復興支援:

宇宙資源を利用した高速インフラ再建。

北部被災地は復興対象外とされ、復興資金は南部の再建と新都市建設に集中。

新首都構想:

旧キャンベラでは人口集中に対応できなくなり、2330年代に「南部新首都」建設が提案

される。

実際にはキャンベラ存続+南部拡張都市という二重首都制に。

宇宙との関係強化:

オーストラリアは「被害国」として、戦後OSTO内で発言力が増大。

南半球の宇宙交通拠点として、新たなマスドライバー建設計画が進む。

4. 国民意識の変化

「高天原の隕石が国を二つに裂いた」という記憶は世代を超えて語り継がれる。

国民の間で「宇宙に対する畏怖と依存」が同居する。

戦後数十年で、「オーストラリアは南部国家」「北部は失われた大地」という認識が定

着。

5. 歴史的意義

オーストラリアは戦後、

**「宇宙防衛を最重要政策とする国家」**に転じる。

その痛ましい経験は、後のOSTOの安全保障政策(隕石迎撃網の恒常化、宇宙軍統合)を

正当化する論拠となる。

• • 歴史家はこれを「赤い傷痕の教訓」と呼ぶ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ