2326年:OSTO大反攻作戦「蒼天(ブルースカイ)」
1. 背景
• 2323〜25年の「暗黒の三年」で双方とも疲弊。
• 高天原は財政・食糧・市民支持を喪失しつつあり、軍事独裁体制で辛うじて維持。
• 一方OSTOも国民の戦争疲れが深刻化したが、日本・オーストラリアが復興の目処をつ
け、戦争遂行に再び資源を集中できる体制に。
• 名古屋のOSTO議会で「最後の総力反攻」が満場一致で承認される。
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2. 作戦計画
• 作戦名:「蒼天(Operation Blue Sky)」
• 目的:
• 高天原の宇宙軍主力を撃滅し、L1〜L3を完全制圧。
• 火星独立派を孤立させ、戦争終結への道筋を作る。
• 手段:
1. 地球圏制圧戦:L1〜L3に大艦隊を投入、宇宙交通路を封鎖。
2. 高天原本体包囲:低軌道コロニー「高天原」を直接攻囲。
3. 火星遮断:火星への補給路を断ち、独立派を兵糧攻め。
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3. 戦力動員
• OSTO宇宙軍:
• 主力艦隊 12個戦隊(戦艦級20隻、巡洋艦80隻以上)
• 新型無人艦隊「アルゴス群」実戦投入
• 兵員 約30万人
• 高天原宇宙軍:
• 主力艦隊 6個戦隊(旧OSTO艦中心)
• ドローン突撃艇「神風群」
• 兵員 約10万人
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4. 戦闘経過
第1段階:L1〜L3大戦(2326年3月〜6月)
• OSTO大艦隊が一斉進撃。
• 高天原軍はゲリラ戦術で抵抗するが、補給不足と数的劣勢で次第に劣勢。
• 特にL3農業コロニー戦では、住民自警団が再び「食料を戦争に使わせない」と蜂起し、
高天原軍は背後からも攻撃を受けて壊滅的打撃。
第2段階:高天原包囲戦(2326年7月〜12月)
• OSTO艦隊がついに地球低軌道「高天原」を包囲。
• 保安警察と宇宙軍は徹底抗戦を宣言、ドーム外殻に強力なレーザー砲台を設置。
• 宇宙戦は「ドーム破壊による大量虐殺」を避ける必要があり、膠着化。
• 一方で市民の飢餓は極限に達し、地下では「降伏派」が急増。
第3段階:火星孤立(2326年後半)
• OSTOは地球〜火星間を完全封鎖。
• 火星独立派は補給を絶たれ、赤い都市で深刻な飢餓と暴動が発生。
• 火星独立派の一部は「高天原に見捨てられた」として離反。
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5. 結果
• OSTOは戦略的主導権を完全に掌握。
• 高天原は本拠地を包囲され、火星も孤立。
• しかし高天原宇宙軍は依然として数万の兵力を保持し、「最後の一撃」を狙って徹底抗
戦の構え。
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6. 歴史的評価
• 「蒼天作戦」は後世に「高天原戦争のターニングポイント」と評される。
• この作戦でOSTOは「勝利を確信」したが、同時に高天原は**「滅亡寸前の狂気」**へと
追い込まれた。
• 歴史家は「ここから先の高天原は、合理的判断を超えた存在になっていく」と記してい
る。




