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72時間後  作者: circlebridge
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**⽕星開発の開始と進展(2270〜2310年代)**

火星開発の開始と進展

1. 開始期(2270〜2290年代)

• 2274年:OSTO議会決定に基づき「火星開発計画」正式始動。

• 主導権は高天原政府に付与。

• 名目は「人類の新天地開拓」だが、裏では「高天原を拘束するための大事業」。

• 2278年:高天原主導の無人探査団が火星軌道ステーションを建設開始。

• 同時に南極付近の氷床を目標に地下探査が進む。

• 2285年:初の有人ミッションが成功し、数十名規模の前哨拠点「アスクレピオス前哨基

地」が建設される。

• 国際的に大々的に報じられ、宇宙世論は「高天原が人類を火星へ導いた」と熱狂。

2. 拡張期(2290〜2310年代)

• 2292年:高天原主導で最初の恒久的居住ドーム建設開始。

• 火星産の氷を水資源として利用。

• 室内型アクアポニクス農業が試験的に成功。

• 2298年:「赤い都市(Red City)」建設開始。

• 直径数百メートルのドーム都市で、数千人の居住を想定。

• 開始時点では高天原技術者・開拓民が大半を占める。

• 2305年:火星周回軌道上に大型輸送拠点「マルス・ゲートウェイ」完成。

• 地球−火星間輸送が定期化される。

大西洋拠点ジブラルタル・フロリダからの物資輸送が本格化。

• 2310年:火星人口は約2万人に達し、「人類第二の居住圏」が現実化。

3. 経済と利権

• 火星で得られる主な資源:

• レアメタル(地球で枯渇した資源群)

• 水氷(生命維持・燃料生成用)

• 建材用の鉱石(レゴリス加工技術で利用可能に)

• 表向きは「高天原主導の成果」。

• 実際は 資源取引・輸送網・金融投資 の利権を地球側のOSTO加盟国(日豪・南米・イン

ド)が抑える。

• 高天原は「人員と技術と費用」を差し出す代わりに、利潤の大半を吸い上げられる。

• → 「火星の果実は地球に、火星の汗は高天原に」

4. 高天原国民の受け止め

• 2270〜2290年代(夢の時代)

• 「人類史に名を刻む栄光」「火星の旗に我らの紋章を」

• 国民は誇りを持ち、火星移民志願者が殺到。

• 2300年代(負担の時代)

• 火星開発のコストが国家財政を圧迫。

• 一方で利権は地球側に流れる。

• 一部知識層・政治家が「我々は利用されているのでは?」と疑問を口にし始める。

5. 歴史的意義

• 正史的評価:

• 「高天原は人類を火星へ導いた」

• 「火星の赤い都市は人類文明の第二の揺籃」

• 裏史的評価:

• 「火星開発は高天原の栄光であり、同時に没落の始まり」

• 「栄誉と夢を得たが、実利は地球に吸い上げられた」

まとめると:

• 2270〜2290年代:夢と誇りの「栄光の時代」

• 2290〜2310年代:拡張が進むにつれ「負担の時代」へ

• OSTOは常に「果実(資源・市場・影響力)」を掌握

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