核戦争に至ったキューバ危機(1962年)
序章:緊張の高まり(1962年10月上旬)
• 米偵察機U-2がキューバでソ連の中距離弾道ミサイル基地建設を確認。
• 実戦配備されれば、米東海岸・中西部の主要都市が5〜10分以内に攻撃可能になる。
• 米国内では軍部強硬派が「即時空爆+侵攻」を主張、ケネディ政権は海上封鎖(隔離)
で圧力をかける方針を採択。
• 日本・豪州はすでに米軍極東・南方補給拠点として厳戒態勢に入り、海空自衛隊・豪州
海軍に戦時行動規則が発令される。
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発火点(10月25日)
• ソ連貨物船「グルジア」が米第2艦隊の封鎖線に接近。
• 米駆逐艦が停止命令を出すも、護衛のソ連駆逐艦が進路を遮り、双方が威嚇射撃。
• 一発の砲弾がソ連艦の通信室を直撃、死者数名。ソ連側は米艦に対し数発の実弾を返
す。
• 同時刻、トルコの米ジュピター中距離ミサイル基地で整備中の弾道ミサイルが「誤発
射」され、ソ連黒海艦隊の哨戒機が爆発を確認(米側は事故主張、ソ連側は攻撃と断
定)。
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危機の爆発(10月26日)
• 米軍は「限定的外科手術作戦」としてキューバのミサイル発射施設を空爆開始。
• これに対し、キューバ駐留ソ連潜水艦B-59が米艦隊に対しT-5核魚雷(出力15kt)を発
射。
• 魚雷は米駆逐艦を直撃し、艦隊旗艦の艦橋から核雲が確認される。
• ケネディ政権はSIOP-62の第一段階(欧州・極東のソ連軍事拠点への戦術核攻撃)を承
認。
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世界的核戦争への拡大(10月26日~27日)
• 米戦略爆撃機が西ドイツ駐留ソ連軍基地、ポーランドの弾道ミサイル施設、極東のウラ
ジオストク海軍基地に戦術核攻撃。
• ソ連は報復としてロンドン、パリ、フランクフルト、沖縄、横須賀、佐世保、ダーウィ
ン、パースなど米軍・同盟国拠点を中距離核で攻撃。
• ヨーロッパ戦線では即座にNATO・WTO両軍が全面地上戦へ移行。
• 中東ではイスラエルとアラブ諸国、インドとパキスタンも核を含む全面戦闘に突入。
• 朝鮮半島でも米韓と中朝が同時進攻、戦線は核と通常兵器が入り混じる泥沼に。
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終焉と余波(10月末)
• 発火から72時間で約500発以上の核兵器が使用される。
• 米ソ両国の主要都市・産業基盤の多くが破壊され、NATO・WTO双方が壊滅的損害を受
ける。
• 日本と豪州も主要港湾・航空基地を失うが、内陸部と二次補給港は生存。
• これ以降、世界は第三次世界大戦と呼ばれる地獄の連鎖に突入する。
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キューバ危機核戦争化:開戦から72時間の経過(1962年10月25日〜28日)
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10月25日(1日目)
06:20 – カリブ海封鎖線でソ連貨物船「グルジア」挑発、米駆逐艦とソ連護衛艦が砲撃戦
に。
07:05 – トルコの米ジュピター基地で弾道ミサイル整備中の事故発生。ソ連はこれを核攻
撃の前兆と誤認し最高警戒態勢へ。
10:40 – ケネディ大統領、キューバミサイル基地への限定空爆命令を承認。
12:15 – 米空軍爆撃機がキューバのソ連ミサイル基地を攻撃。
13:00 – キューバ駐留ソ連潜水艦B-59、米駆逐艦に対し誤認で核魚雷を発射し1隻撃沈。
14:50 – 米国、SIOP-62計画の第1段階(欧州・極東ソ連軍事拠点への核攻撃)を発動。
15:20 – 米軍戦略爆撃機が西ドイツ・ポーランド・極東のソ連拠点を核攻撃開始。
18:00 – ソ連はロンドン、パリ、フランクフルト、沖縄、横須賀、佐世保、ダーウィン、
パースなどの米軍基地を核攻撃。
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10月26日(2日目)
02:30 – 沖縄・嘉手納空軍基地が核攻撃で壊滅。
05:00 – 米国はソ連からの核攻撃を受けた地域以外に、北京・上海・天津・広州に限定核
攻撃を開始。
06:30 – ソ連も中国南部・内モンゴル地域に核攻撃を加え、広範囲な破壊が始まる。
07:40 – 朝鮮半島で中朝軍が38度線を越えて進攻。米韓は戦術核砲弾で応戦。
09:15 – インド・パキスタンはまだ核兵器を持たず、通常戦争状態に。
12:00 – 米空軍B-52爆撃機部隊がモスクワ、レニングラード、イルクーツクなどに核攻
撃。
16:30 – 豪州ダーウィン港湾が核攻撃で機能喪失。豪州は戒厳令を敷く。
18:00 – イラン、米ソ双方からの核攻撃を受ける。特に首都テヘラン周辺に大規模破壊。
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10月27日(3日目)
01:00 – ソ連ICBMがニューヨーク、ワシントンD.C.、シカゴを襲撃。
03:45 – 米戦略爆撃機がウラジオストク・ハバロフスク・イルクーツクに空爆。
08:00 – 日本近海でソ連潜水艦と米・自衛隊艦隊が交戦。原潜K-19撃沈。
12:00 – ソ連潜水艦がロサンゼルス・サンフランシスコに弾道ミサイル攻撃。西海岸が大
混乱に。
15:00 – 中東地域の残存部隊が激しい地上戦を展開。イスラエルは非核兵器での抵抗を続
ける。
18:00 – 米ソ双方の核戦力が大幅に損耗し、主要都市への大規模核攻撃は一時沈静化。小
規模核・通常戦闘は継続。
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被害総括(72時間後)
• 使用された核弾頭数:600発超
• 直接被害:世界人口の約20%が即死・重傷。主要都市の半数以上が壊滅。
• 日本・豪州は主要基地に大打撃を受けるも、内陸部・地方都市は残存。
• 世界の政治・経済は崩壊し、核の冬の兆候も見え始める。




