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転生したなら女の子に!  作者: おもち
はじまりの土地
7/7

歩き出す

なんやかんやありながら、僕が僕であるとわかってもらえたらしい。


「で、これからどうするのよ、このままだと飢え死にするだけだと思うんだけど。」


「そこにかろうじて土の道みたいなのはあるから、それを辿ってけばいいんじゃないかな」



馬車や人が通るのか、そこだけ草が生えていなく道のようになっていた。

幸い寒くも暑くもなく、ちょうどいい気温のため気にするのは水と食料の問題のみだ。



「そういえば、私の魔法ってどうなったのかしら、なんだか制約があるとか言っていたけど。」


「とりあえず、なにか使おうとしてみたらいいんじゃないかな?」


「そうね、じゃあ...ファイアボール!」



蜜璃は自分の前に掌を突き出し、目を瞑りながら詠唱?をした。



「...何も起こらないね」


「んー?何が問題なのかしら」


「この世界にどんな魔法があるかも分からないし、とりあえず街に行けるように歩いてみようよ」


「それもそうね。じゃあ行きましょうか。」



そう言って僕達は、半ばハイキングのような気持ちで歩き出した。


――――――――――――――――――――――――――――


「ちょっと!?これいつ着くのよ!」



蜜璃が歩きを止めて話しかけてくる。確かにもう体感では2時間ほど歩いているが、一向に街が見える気配がない。



「ぼ、僕にもわかんないよ...」



というかまだこの体で歩くことに慣れていない。


蜜璃はほぼ前世の体のままで転生したようだけど、僕は女にしてもらったから何もかもが違う。


この細い足と腕が視界に入る度に違和感を覚える。まあ可愛いからいいんだけどさ。



このままあと1時間も歩いて街が見えてこなかったらちょっとまずいかも...


なんて思っている時、横の草むらからガサガサっと音がした。

なかなか時間が取れないため1話1話が短くなっていて申し訳ないです...!次の投稿日は火曜日なのですがもっと内容詰めて書きます!!

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