ゲームって楽しいよね
「左紫屋根のとこにウルトお願い!!」
「了解」
「やば?!右別部隊発見!!」
「は?!ここ集まりすぎだろ!まだ範囲クソ広いだろ!」
「左壊滅状態!僕突っ込むから右お願い!!」
「オケ!死ぬなよ!」
「当たり前!」
僕は今友達と共に死闘を繰り広げて居る。
「残り3部隊。いけんじゃね?これ。」
「気抜きすぎ。前それ言って死んだよね?」
「そうそう、本当にな。てか、あっこでやり合ってね?」
「あ、ホントだ。」
「範囲来てるから移動したいけどバリバリやり合ってんな〜。」
「…漁夫るか。すぐそこだし範囲外で待機して。」
「だな。」
「あっ、終わった。」
「ゴーゴー!!」
そして見事に成功を収めた僕らは、解散することにした。
「明日学校だしな。」
「鉛筆くんはどうすんの?まだやるのか?」
「いや、ぼくも寝るよ。」
「そっか。んじゃお休み〜。」
「すみ〜」
「うん、お休み。」
ブツッ。
今は深夜の1時頃。最近ハマっているゲームを切り、喉が乾いたので下の冷蔵庫に飲み物を取りに行く。
行く途中、居間の方から話し声が聞こえてきた。
「また…?こんな堂々として隠す気本当にあるの?」
仕方がないので。自室に戻り何処からともなく水を出しそれを飲んだ。そして、寝る準備をして、ベットに寝転んだ。
「まぁ、向こうからしたら聞こえないようにしてるんだろうけどね。生憎僕にはばればれ〜。」
そのまま寝ようとすると布団の中に何かが潜り込んできた。
「ん?コン。今日は一緒に寝るの?」
「キョン。」
「そっか。お休みね。」
「キュ。」
僕は夢の中へ落ちていった。