突然の異世界転移
「はぁ……」
俺の名前は森田 隼 17歳の高校生だ。
今日も学校があり憂鬱な気分になる。
いつも通り遅刻ギリギリで教室に着くといつもの宝条と荒川と夏目が近寄ってくる。
「もーりったくーん!」
「今日も遅刻ギリギリですかー?」
「今日も陰のオーラが漂ってんなぁ」
こいつらは今度に俺に対して当たりが強いよなーと思いながら席に着いた。
「無視すんなよぉー。俺たち友達だろ?」
「痛い目見ないとわかんないのかなー?」
「お前ら。やめてあげてくれ」
クラスの委員長柴田が止めてくれた。マジ感謝。
「ごめんね森田くん。あいつらも悪気があって言ってるんじゃないんだ」
「……は?」
心の声が漏れてしまった。
「どうしたの森田くん?」
「いや…なんでもない。すまんな」
こいつ頭おかしいんとちゃうか?悪気しかないでしょ。
こいつにはいつも止めてくれる優しいやつだがその優しさが俺は嫌いだ。悪いやつはいないと思い込んでやがる。 教室がガラガラっと開いてあやこ先生がやってきた。
「はーいみんな席に着いてー。出席をとるよー」
「あやちゃん今日の服装も決まってるねぇー」
「あやちゃんじゃないです!あやこ先生です!服装は先生なんですからこれが当然です」
「でも他の先生はジャージとかだよー?」
「他の先生方はいいんです!」
いつものように先生たちのコント(?)が繰り広げられる。
そしたら突然大きな地震が起きた。地震は起きているのに放送も何も無い。そんなことも思いつつ先生が指示を出す。
「皆さん!机の中に潜ってください!」
大人しく指示を聞こうとするが潜る前にクラスメイトと先生がワープされてしまった。
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