第零話
悪魔族が魔王の血筋を引いているっていう設定です。一般人でも悪魔族だと魔王とか魔王の子供でも悪魔族じゃないと魔王になれない。そして、ヘカーの話していることは、「」だけになってます。
?こは魔王城である。私の目の前にいるのは、183代目魔王である。
魔王「お前が、184代目魔王になるのだ」
騎士「では魔王様、その娘に名前をお預けください。」
魔王以外は、基本名前がない。オークだったら、「オーク」という名前なのだ。
魔王「ヘカー・ルーズ・クスティー。それがお前の名だ。」
「はっ。魔王様から頂いた、ヘカー・ルーズ・クスティーという名の重みを一生もちながら、王として歩んでいきます。」
魔王「では我は、竜の泉でこの一生を終えることとなる。余命はあと一分だ。せめて、われの最後に付き合い、その重みを背負い、生きてゆけ。」
【竜の泉】
「魔王様、多くの悪魔族から私を選んでいただいたこと、感謝いたします。」
そうだ。今回の魔王選抜には、5人も候補がいたのだ。
「そのご期待に沿えるよう、この国を統治し。」
そうだ。今日から私は、この国を統治するのだ。
「人族との争いが二度と起きぬよう―」
世界大戦争はまた起こってはならないものだ。
「184代目魔王として、生きます。」
魔王「我は、先代に沿ってこの泉に消えるだろう。消えてすぐ、この泉の水を一滴飲め。さすれば、お前が王となる。」
【魔王城】
疲れた。明日は確か16歳の誕生日。うん?誕生日?魔王なった次の日に誕生日!?転生者だから結構頭いい方だけど!いい学校行ってたけど!この頭のことで問題視されそうでこわいなー。
(魔族の知力?勉強力?学校?何それおいしいの?)