#6 試着室で膝ドン。おっぱいムニュの巻。
俺は大声を出されると思い、瞬発的に彼女の口元を押さえた。
「ぐっ!!」
すると彼女は抵抗し、それを抑える為に俺は彼女の手首を頭上まで持って行き壁に体ごと押し当てた。
ムニュゥゥゥ
あ、柔ららい。
俺が彼女を押し当てると、当然体は密着。
彼女の見事すぎる二つの山、つまりおっぱいが俺の体躯を押し返す。
その柔らかさは味わった事のない素晴らしい弾力だ。
マシュマロが2とすると、2.95と言ったところか。
しかし彼女は身の危険を感じたのか、唯一フリーの脚部で俺の金的を攻撃しようと身体を捩らせる。
そうはいかん、なんせ俺はチートなのだ。
身体の動きぐらい読める。読めるぞぉぉぉぉぉぉぉ。
すまん、取り乱した。
俺はとっさに自分の膝を繰り出し彼女の股の間、そう股間部に撃つ。
壁ドン膝バージョン。どや。
黒レースのから伸びる太ももが俺の膝と接している。
つまり俺は、
右手で彼女の口元を押さえ。
左手でその手首を壁に押さえつけ。
体全体を密着させ。
脚部を膝蹴りでガードさせている。
しかも全裸で。
もう一度言おう。
右手で彼女の口元を押さえ。
左手でその手首を壁に押さえつけ。
体全体を密着させ。
脚部を膝蹴りでガードさせている。
しかも全裸だ。
何やってんだ俺。性犯罪者そのものだ、これ。ちょっと泣きそう。
しかもその時。
「お客様、サイズの方如何ですかぁ〜??」
とカーテンのすぐ外で店員の声がした。
「お客様??まさか、さっききた全裸の男に口元と手首を押さえられて、全身を壁に押さえつけられて、股下に膝を挿れられ、身動きが取れないんじゃ!!??」
見てたのかお前!!!何でそんな正確なんだ!!!!
しかも「挿れる」って字を使うな!!!!
俺は心の中で壮大にツッコミを入れた。
このまま彼女が何も言わないのは非常にマズい。
このシチュエーションを隠しているのは、たった一枚のカーテンだけだ。
俺は彼女の美しいその銀髪と同じ灰色の瞳を一直線に見て
「頼む。俺は本当に怪しいやつじゃないんだ」
と訴えた。
しばらく彼女の目を見る、静寂。
やべ、良い匂いがする。
しかもおっぱい柔らけ。
いや、何言ってんだ!!今の状況考えろ!!!!!
俺は理性を必死で保っていると
「お客様、本当に大丈夫ですか?ちょっと開けますよ」
という店員の声とともにカーテンが揺れた。
一巻の終わりだ。
俺は目を瞑ると、口元を押さえていた俺の手を振り解いた彼女が信じられないことを口走った。
「あ、サイズ合ってますよ。も少し待っててください」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
え?
「あぁ、そうですかぁ?着替え終わったら一度見せてくださいねぇ」
店員の声がすると、少しずつ遠のく足音がした。
助けてくれたのか?
「これで良いんですか?」
彼女は上目遣いで俺を見てくる。
可愛い。
いや、そんな場合ではない。
「え?なんで助けてくれたの?」
俺は当然すぎるくらい当然の質問を差し向けると、密着し拘束していた身体を離した。
柔らかい弾力が俺から離れていく。
「なんか、信用出来ましたから」
顔を赤らめながらそう言い彼女に俺は胸をドキドキさせていると
「あの・・・、早く服着てください・・・」
と彼女は促した。
「なんか硬くなってます」
何がとは描写しない。15禁だから。
○●○●
「えっと、ありがと。じゃ、俺はこれで」
3人のブルマ騎士達(一人は甲冑を破壊したからおそらく戦線離脱)に追われている事を思い出し、俺は着替えを済ますとカーテンを開けて店の様子を探り、女の子に別れを言った。
女の子も試着を終え、黒レースの下着姿から、白いニットのタートルネックのノースリーブとミニのプリーツスカートに着替えていた。
押さえてやがるぜ、コイツ。
俺は素早くその洋服屋に後にすると、後ろの方で店員が彼女を褒めている声を聞きながら。
感想くれると喜びマウス。