表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/11

#4 ブルマ騎士現るっ!!俺全裸だけどっ!!

「くそ、あのバイトの神め。洋服くらい着せて転生させやがれ」

俺は噴水の前で全裸で恨み言を言った。

「変態ーーーー!!!!」

「痴漢ーーーー!!!!」

「とんちきーーー!!!!」

周囲からの罵倒が俺の鼓膜を揺らす。

てか、なんだ最後の「とんちき」ってっ!!意味分からんっ!!

いや、そんなツッコミ入れてる場合じゃ無い。



俺があたふたしていると向こうの方から、甲冑を着た奴らが現れた。

「通報を受けたが、町の広場で全裸で突然現れた不審者というのはお前か!!?」

「うおっ!!」

俺は白い甲冑姿の女騎士を見るとおもわず声を出した。

それは彼女の下半身が美しい脚を露出させていたからだ。

確かに上は見事な甲冑を着ていた。

白銀のそれには見事な装飾がなされており、肩当胸当てと腹部には流線型に加工された金属が一切の攻撃も弾きかえすと言ったようにその体躯を護っている。



がしかし、彼女の下半身はブルマのみ。



そして曲線美しい太ももがあり、ニーハイソックス、そして膝からはまた金属に包まれ、膝当て、すね当て、と白銀の甲冑に護られている。



なぜか腰回りだけが見事に露出しているのだ。



「貴様、聞いているのか!!?アンジェリカ様に失礼だろっっ!!?」

その後ろにも彼女の従える女騎士がいるのだが、全員の腰回りだけがとてつもなく無防備だったわけだ。

「え?すんません。なんでそんな格好?」

「何がだ?」

「いや、だから上半身はしっかりと甲冑着てるのに、なんでブルマ?」

「何?貴様妙な事を」

そしてズバッと俺の方に人差し指を差した言った。



「動きやすいからに決まっているだろ!!!」



これ以上ない正論を唱える。

「いや、まあ、そうだけど」

俺は目の保養になって良いんだけどね。

と俺は今の状況を思い出す。

いや!まずい!!目の保養をしてたら、俺の息子が!!



だって、俺は全身露わにしてんじゃん!!!!!!



慌てて両手で自分の身体を隠す。

「とにかく牢に入ってもらう。連行しろ」

「はっ!!」

後ろにいた数人のブルマ騎士が俺の方に向かってくる。

まぁ、確かに動きやすそうだ。



そんな事言ってる場合じゃない!!



俺は頭を回転させると、ある事を思い出した。

確か俺って、SS級のスキル持ってるんだよな?



それを使えば、この窮地を脱出できるかもしれない!!



○●○●



女騎士が下半身ブルマ姿で俺の方にやってくる。

俺は全裸のまま、足元にあった小石を拾う。

「これを投げつければ、倒せるなんてことないよな?」

いや、だけど俺、SS級スキルだし。

俺は試しに近づいてくる女騎士に小石を投げて見た。

するとその瞬間に、小石は凄まじいスピードに加速。

凄まじい音と共に彼女の甲冑を粉砕した。



ズッギャーーーーーーーン!!!!



「ぐわっ!!」

「な!?貴様、戦闘の意思があるというのか!!?」

「いや!!そんなものは無い!!誤解だ!!!・・・って、ん?」

甲冑を破壊されたブルマ騎士がもぞもぞと起き上がる。

「って、おーーーーい///////」

彼女が立ち上がると粉砕された甲冑の下から、プルンとした二つの双丘が顔を覗かせていた。

柔らかそうな素肌とピンク色の・・・、げふっ、げふんっっ!!

落ち着け、15禁だ、これは!!自主規制だ!!!

よしTAKE2だ。

ぷるんとした素肌とピンク色の【自主規制】が俺の目に飛び込んだ。



と、とにかくっ!!

彼女は胸部を露わにしたままブルマ姿で、起き上がったのだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ