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デスゲームを!

意識がゆっくり浮上する。

眼を開けるとそこは・・・


神秘的な木の道だった。


自分がいるのは神社の入口の鳥居らしい。

飛び石がしかれ、一直線に神社に向かっている。

周りはとても高い木が生えていて、むき出しの地面に飛び出す根には苔が生えている。

道の幅は5Mほど。

飛び石の上をぴょんぴょん跳ねながら神社に向かっていく。

ある程度近づくと視界が開け、40M四方のぽっかり空き、木に囲まれた空間があり、

木造の神秘的で小さな神社が建っていた。

草がたくさん生えていてだいたい30CMくらいの長さだ。

よくみると隅には小さい池もあった。


こっちを左右から見つめる狐の石像。

ちょっと怖い。


神社にたどり着く。

試にあった鈴を鳴らすと、


シャランシャラン


とても気持ちいい綺麗な音がなった。

賽銭箱があったがお金は出し方が分からないので断念し、黄金の南京錠がかかった扉の前に行く。

適当に開かないかなーと思っていたらカシャンと音を立てて外れた。


地面に落ちそうになったのでキャッチし、そっと地面に置く。


なんか高価そうだし。

てかこの重さ、金!?


ちょっとおっかなぴっくりと中へ踏み出す。

あ、はいてた花柄の黒い下駄は脱いだ。


畳が敷かれた、部屋の奥に神棚がありそこには・・・


「九尾?」


そう九本の尻尾を持つ狐が祭られていた。


「・・・」


ちょっと嫌な予感がして頭を触ってみる。


ふさっ


「・・・」


お尻のほうを触ってみる。


もふっ


ばっと神社を飛び出し(でも下駄はしっかり履く)て池に向かう。

覗き込んでそこに映ったのは、銀髪赤メッシュに紅眼の・・・髪と同じ色の狐耳と九本の狐の尻尾がある女の子が移った。

ていうか自分だ。


「・・・ステータス」


気になってそう言うと目の前に画面が現れる。

そこに書かれていたのは・・・こうだ。




LV 1

名前 シュオン

職業 神の巫女new

サブ 魔力を制す者new

種族 千年九尾の妖狐new

称号 超級プレイヤーボスnew 隠しエリアのボスnew 神々のお気に入りnew

担当 NO.30-1 隠しエリア『千年妖狐の神社』new


HP 25000

MP 30000


STR 98

AGI 120

DEF 80

INT 135

MDF 82

DEX 110

LCK 25


スキル

職業▼

退魔術LV50 刀術LV50 治癒LV50 降臨LV50new 付与術LV50 

サブ▼

魔力操作LV50 魔装術LV50 魔力具現化 干渉LV50 魔力超回復LV50new

種族▼

封印解除 全属性魔法LV50 威圧の魔眼LV50 吐息(ブレス)LV50 状態異常無効 

選択▼

飛行LV50  裁縫LV50 索敵LV50 隠密LV50 魔力強化LV50 

予測LV50 舞闘LV50 偽装LV50new 分析LV50new 使役LV50new

超級・隠しエリアボス▼

不死(限定)new 転移札作成new エリア改造new 特殊能力『変化』LV50new 同種族服従new



装備


神刀『イヴクス』


神の巫女服(上)

神の巫女服(下)

神の足袋(白)

神の下駄(花柄)

神の髪飾り

神の指輪

封印の大鈴







「・・・うわあ」


なんか凄いことになっている。

意味不明だ。


称号とか増えてるし。

なにこれ?


職業▼


神の巫女

神に愛されし巫女がなれる職業。

自らの体に神を降ろす降臨を取得することができる。

条件:神の称号入手

取得:降臨


魔法を制す者

魔力、魔法の扱いが熟練になると転職することのできる上位職。

魔力超回復を取得、INTに大幅補正。

条件:全属性魔法、干渉取得、魔力操作LV50を達成。

取得:魔力超回復 INT大幅補正


 

種族▼


千年九尾の妖狐

千年前から存在していた九本の尾を持つ妖狐。

九本の尾にはそれぞれ火炎・水氷・疾風・轟雷・自然・神聖・暗黒・虚無・時空の魔法全属性が宿っており、全属性魔法を操る。

また吐息(ブレス)も全属性であり、弱点がなくそのうえ威力も凄まじい。




称号▼


超級プレイヤーボス

プレイヤーボスの中でも五指に入る強さを誇るものに与えられる称号。

自分に合った特殊能力とスキルLVを強制的に50まで上げることができる。

取得:不死 特殊能力 同種族服従 スキルLV50までUP。


隠しエリアボス

4つある隠しエリア担当に与えられる称号。

隠しエリアはダンジョンのようになっているため、改造が可能。

取得:転移札作成 エリア改造


神々のお気に入り

神複数人に気に入られるともらえる称号。

現在

火炎神ファフニール

水氷神アクアディーネ

轟雷神トルクルニス

疾風神シルフィード

自然神オラクレア

暗黒神ジェノサイド

神聖神ノヴァイクス

運命神ジャスティス

戦神ヴァルト

舞神メルティ

死神デスサイズ

狂神バーサーカー

偽神クラウン

邪神ヴェノム

より気に入られている。

取得:手助けしてくれるかもしれない。スキル降臨で呼び出し可能。



担当▼


NO.P30-1 隠しエリア『千年妖狐の神社』


NO.○○はエリア番号を、-○は隠しエリア、Pはプレイヤーボス表す。

30-1の場合、第30エリアにある隠しエリアという意味。

例えば第28エリアのプレイヤーボスならNO.P28と表す。




いっきに出てきた情報を読んだ。

分かったこと。


「突っ込みどころ多すぎだわ」


とくに称号!

神様とかいったいどこで会った?


「はあ、ディーにぃはどうなってるのかなあ」


そんなこと思いながら装備画面を見た。


「やたらと神のってついてるし」


現在のシュオンの格好と容姿はこうである。


銀髪に赤のメッシュがはいった癖のないストレートの髪。

長さは膝ぐらい。

顔は幼さが残るが文句なしに整っていて、紅い大きな瞳が印象的だ。

スタイルは出るとこは出て、引っ込む所は引っ込んだボンッキュッボン。

現在来ている巫女服は肩がむき出しで、紅いミニスカート型の袴に真っ白な足袋、花柄の黒い下駄である。

胸の上には封印の大鈴らしきものが乗っていて、激しく動いてもひもで止められているため落ちたりはしない。

髪飾りは大きな花と小さな二つの鈴がついている結構可愛い飾りだ。


そして、一番目を引くのが・・・

頭でピクピク動く髪と同色の狐耳にゆらゆら揺れる9本の尻尾である。


贔屓目なしで見ても絶世の美少女である(本人自覚なし)。









次回は明日~かもしれない。

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