睦月の頃「横の人」
「ブリッツ、ここはなんだ」
「フレンさん!ここは《錬金術師の事件簿》の世界設定や私たち登場キャラの愚痴など、色々なことを話す場所です!」
「ブリッツ、帰りたい」
「だめです!今回はフレンさんについてしょうかいしなきゃいけないのです」
「ふぇ〜」
「早速始めます!」
「仕方ないか」
「今回は《練力》と《錬金術師》についての設定とその他の世界設定を話していきます!」
「おー」
「フレンさん!問題です!《練力》とは何ですか!?」
「《練力》か、たしか、
錬金術師の体内に流れる特別な気の様なもの
錬金術師それぞれに練力の最大値があり、
その限度を超えて錬金術を行使すると
代償として死を手に入れる、みたいな感じか?」
「ほぼ正解です!実はもっと詳しい設定が、あるのです!」
「あー、錬金術を使った時に外に出るとか?」
「わかってますね、それです、しかしそこから先です」
「えーと、放出された練力は体内には戻らないが
特別な道具《練力石》の中には吸い込まれていく」
「すごいです、錬金術師じゃないのによく覚えていますね!恐らくケルン大佐の影響ですよね」
「あの野郎が俺に叩き込んだからな」
「しかしです、練力石は入手法は不明なのです、
国の重要資料倉庫の中にあるのを見たぐらいです」
「ほー、興味深い、どんな色をしているんだ?」
「えーとですね、淡い青色の光を放っていて、それが練力を吸っていない練力石だそうです、吸っている方は紫色に変色していました」
「そういえば、ケルンの野郎に聞いたことがあるな
錬金術障がいを持っているやつはどうやって見つけるんだって」
「あ、それは、私も覚えてます。その検査受けたことあります」
「ほー、俺はあることすら知らなかった」
「錬金術障がい検査、通称《練障検査》
毎年アートムケルンの中で16歳を迎えた
全国の高校生を対象に行われる検査
練力石を使い検査を行い、反応があったものには
軍の錬金術師育成学校に強制転校
さらに、親には手当として数百万の手当がでる
これを目的に不正行為を行った場合
《死刑》とする」
「うぇ〜ハードだな」
「そこで、私も検査にひっかかりまして、軍の学校に連れてかれたのです」
「へー、練力石は歴史の中では初期の頃、つまり錬金術を使える人が現れて数年後に見つかったんだよな、それまで錬金術障がいの人々はどうしてたんだろうな」
「それがですね、不思議な事に錬金術を使えるのは最初はある系列の血を継ぐものだけだったんです、
金歴90年に突如として錬金術を、使える人が増えたのです」
「難しい話だな、まあ、今後又調べる機会があったら調べてみるか」
「はい!続いてはケルン隊のメンバーについてです!」
「合計10人なんだが今は8人なんだよな、2人は海外に出払ってるからな」
「そうですねぇ、それでは早速紹介していきます!
若き雷鳴の錬金術師
ケルン・グリュック大佐
アートムケルン1の天才ハッカー
フレント・リーベ
悪魔と女神の錬金術師
トイフェル・ゲッティン大尉
睡魔の中との戦い
本名非公開(chord name Walther)《海外組》
失われた古の錬金術師
アルタトゥーム・シュテルン・エアースト少尉
道標となる光の錬金術師
ブリッツ・ミルヒシュトラーセ
インシオン流武術の継承者
スージ・インシオン
一撃一寸の剣術
クルツ・ゲブーアト
アンダーグラウンドのデュアルガン
ゲヴェーア・フィラントロピー
エンジニアの憂鬱
本名非公開 (chord name magnum)《海外組》
の10人です!」
「WaltherとMagnumにあったことあるのはこのケルン隊結成の時だけだな、それ以降ずっと海外に出払ってるし、ケルン曰く面白いやつと気難しいやつらしい、ケルンはほぼ毎日連絡を取ってるとか」
「あの二人は本名非公開ってなってますね」
「あーあの二人は謎が多いからな、まあいいや」
「次は私たち2人についてです!」
「それでは自己紹介をしよう、
俺はフレント・リーベ 異常能力者だ
さっきも書いてあるが、ハッカーと言う職業についてる、正直めんどい、そんな奴がなんで国に手を貸してるかって?それはケルンの奴のせいでなんだ
いずれ話すだろう、
好きな食べ物は、鯖の味噌煮
嫌いなものはケルン
あ、性別は女だ
年齢は20歳
以上」
「次は私!ブリッツ・ミルヒシュトラーセです!
私は光を操る錬金術、光の錬金術師なのです!
アルタムさんの下で、お手伝いさせてもらってます!
元々は警察の鑑識でした!ある日アルタムさんからのお誘いを受け、国家錬金術師として働くことになりました!
すきな食べ物はフィッシュアンドチップス
嫌いなのは三角比と関数
性別は女!年齢は18!
若さを武器に働きたいと思います!
以上!」
「さて、紹介が終わりました。」
「ここまでなんだよな、お疲れ」
「次のこういう場に、来る人は誰なんでしょう」
「さぁ?」