始まり
ぼちぼちやりますんで、、、
あいことば。
仲間内での何か。こころが繋がるためのもの。
。。。
私、細川明日香の人生はさんざんなものだった。
いらないこ。そういわれつづけて16年。
なぜか。
まぁ、それは、単にできがわるいせいだろう。
普通の家庭ではなかった。由緒ある公家の末裔の次女としてうまれてきた。
言っておくが頭は、さほど悪くはないと思う。
学年でも上位にはいっているし、壊滅的に運動音痴でもない。ふつうだ。
しかし、それではだめだった。
この家に生まれたからには、トップにしか意味がない。
姉は、ことばのとおり才色兼備、なにをさせてもトップをとった。
美しく、優しく、優秀。
親は、姉にだけ優しくなった。
いくら努力をしてもだめだった。
トップがとれない。次席や、三位。
勉強漬けでともだちもいなかった。
そんなとき、事故がおこった。
車に轢かれ、生涯を終えた。
家の者の車で死亡。笑えるね
ほんと、どこまでもいらないこだわ。
まぁ、そんなわけで天にめされる…はずだった。
「細川明日香さん、、ですか。リストにはいってないですねぇ。」
えっと、なんの?
「死亡予定リストです。おかしいですねぇ。」
あの世でもいらないこでした。
「ひぐっ……ぐすっ…えぐっ…………」
「うわぁぁ、泣かないでくださいよう。」
「みんなっ、、なんでっ、、わたっ、、いらないっ、」
「おちつきましょ。神様にきいてみますから。」
かみさまってどうやって、、
プルルルルル「もしもしかみさま?天使ですけど?
でんわだったーー。