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第64話 一晩で大金持ち その1

まずは魔法鉱石関係の買取について。

これは桂川さんから話があった。

三人娘は福岡県ギルド所属のため熊本で取得した素材について協議していたそうだ。


「で、そのままの流れで田島さんの素材も買取できればと考えています。見積もり結果としては7500万円になります。量が量なので熊本と福岡が合同買取という形になりますがよろしいでしょうか」

「な、7500万円!?」


熊本が3000万、福岡が4500万の形になるらしい。

す、すげぇ……

特に個人としては問題ないです(汗)。


「は、はい。それで問題ありません」

「ありがとうございます。最近ダンジョン産の魔法鉱石の量が少なくて、資材集めに苦労していたところだったんです」


桂川さん曰く、福岡でダンジョンに潜る探索者が増えていて装備用の素材が心もとない状態だったそう。

ちなみに熊本はそこまで資源に枯渇はしてないそう。

福崎さん、こっちをチラチラ見ても探索者は増えませんよ。

……というよりは拾った石だけで年収を超えちゃったわけですよ。

働いてるのがバカらしくなりますな……


「魔法鉱石の買取は終わりましたかな?では次の買取について協議させて欲しいですな」


稲城さんからの視線を感じた。

残りは指輪ひとつと腕輪2つ、これらについては熊本も福岡も予算がきついとのことで日本ギルドが買い取るという話らしい。

……そんなに高いんですか?


「まずは指輪の方から。確認させてもらったところ、ダンジョン産の毒系モンスターの技であればほぼ無効化できる上に石化、しびれ無効もついています。正直神話級、もしくはそれ以上の能力ですな……」

「そ、それほどの指輪なんですか……」


指輪ひとつでそこまでの能力があるとは……

スキルでかさ増しされているようだけど現時点で俺が欲しいとは思わない。


「買取価格としては1億4500万として行かせていただきたいですが、よろしいか?」

「は?い、1億?!」




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