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第63話 福岡と東京からの使者

ポーションについて換金の手続きをして、今日は解散となりました。

明日昼頃に魔法鉱石などの査定が終わるそうなので、集合時間までゆっくり出来そうだ。

帰宅してすぐ就寝、翌朝子どもたちと戦隊ヒーローを一緒に見て朝ごはん。

家庭サービスはちゃんとやらないとね。

洗濯と掃除機をかけて、時間になったのでギルドに向かう。

いくらになっているかなー?



ギルド本部には三人娘とマネージャーもすでに来ていた。

昨日の換金についてももう口座に振り込まれたとのことだった。

一人あたり約500万円ぐらいになったそう。

涙流しながら頭を下げられた。

配信用の機材が揃うと喜んでたのがほほえましい。


「今から福岡の劇場でライブなので先に帰ります!今回は本当にありがとうございました!」

「次は足手まといにならないよう精進します」

「魔法とかー教えてもらえるとーとってもうれしいのでーよろしくお願いしまーす」

「連絡お待ちしてます。たまには配信に来てねー」


三人娘と別れた後、会議室に案内された。

会議室には長嶺さんと福崎さん、そして始めましての方が3人。


「お待ちしてましたよ、田島さん。昨日の配信お疲れ様でした」

「ありがとうございます。年甲斐もなくはしゃいでしまい申し訳ないです。買取についてもご迷惑を……」

「いやいや、SSSランクになられてすぐにこの活躍、他の探索者にも見習っていただきたいところです」


ハハハっと二人で笑っていると、咳払いが。

雑談が過ぎたみたいだ。

長嶺さんから二人の紹介をしてもらう。

まずは赤髪の女性から


「右手の方が桂川雅けいせんみやびさん、福岡県ギルドの買取部門の統括者です」

「桂川ともうします。配信はリアルタイムで拝見させていただきましたが、SSSランクとして申し分ない活躍。素晴らしいです」


次は白髪交じりの初老の男性が立ち上がる。


「次に日本ギルド本部より、素材鑑定士の稲城新一郎いなぎしんいちろうさん。指輪と腕輪の能力について確認したいとのことで、本日東京より来熊されました」

「稲城です。神話級のアイテムと聞いていてもたってもいられず老体にムチ打ち参りましたわい。よろしくお願いしますよ」


最後に稲城さんの横にたっている黒髪ロングの方の紹介


「最後に稲城さんの付き添い兼日本ギルドの買取部門担当、立川乃亜たちかわのあさん」

「立川乃亜です。SSSランクの方に会うのを楽しみにしていました。よろしく」

「なんか、福岡の方だけかと思っていました。日本ギルドから派遣されるとは」

「深層のアイテムというのはそれだけの価値がありますな。田島さんもニュースで見たことありますでしょ?」


そういえば海外でも深層、深淵の素材が手に入ったら大々的なニュースになってたわ……

てっきり世論を煽るためのやつかと思ってたわ……



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