表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

58/391

第57話 三人娘とあーさんのコラボ配信!その7


「これから行く7区って結構特殊なんだよねー。それが楽しいんだけど」

「楽しいのはいいことです!あ、私モンスターと戦いたい!」

「もう!今のランクじゃワンパンされるわよ」

「流石にー深層のモンスターを相手にはーしたくないですねー」

「まぁ、その辺は大丈夫ですよ。深層7区は上級ポーションが見つかるぐらいですって」

「上級ポーション!他にもいろいろありそう!楽しみ!」

「……帰りに胃薬とか飲んだ方がいいかな?」

「シオンさんー、私も欲しいですねー」

「具合悪いですか?ちょっとポーションとか取ってきます?」

「やめてください!深層で取れるポーションなんていくらすると思ってるんですか!心が折れてしまいます!」


顔真っ青で言わなくても……

ポーションって市販の薬より全然効くんだけどね。

ダンジョンの神秘です。





「ここがー7区ですかー」

「今までと雰囲気が違いますね」

「あのミミズもいなさそう?」

「そうですね。タイラント・ダンジョン・ワームは何故かこの7区には来ない。そのせいかもしれないけど他とは全然環境が違うんです」


深層7区は巨大な石の迷路になっている。

壁の高さは5メートル、厚さは8センチを超えているので魔法での破壊とかは不可能だ。

迷路の中にはアイテムや鉱石が存在している。

安全地帯もあるが同時にモンスターも徘徊している。


「広さ的には舞浜の遊園地と同じぐらい?。具体的なサイズは測ったことないけど、初見だと3,4日ぐらいかかるんじゃないかな?」

「ひ、広い……」

「変な音もしますね……何か叩いているような?」

「甘い匂いもしますねー。もも?」

「迷路系でもモンスターの縄張り争いや植物も生えるから独特な匂いがするんだよね。弱肉強食の世界でもあるけど」


だから7区は好きなんだよね。

他の理由もあるけど、今回は秘密にしようかな。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ