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第121話 クリーチャーズさんとコラボ その3

階層ボスの部屋前につくと四人グループが集まって話していた。

何かあったのかな?

事件かな?事故かな?


「ヘイ、日本人。ここで何してるんだ?」


グループの一人が声をかけてきた。

赤いバンダナが印象的な人だな。


「俺たちは階層ボスを倒しに来たところ。あなたたちは?」

「あぁ、俺たちもボスを倒しに来たところだ。ただ前のパーティが戦闘中らしいからどうするか話し合ってたところだ」


ダンジョンでよくあるやつだね。

話を聞くとこのパーティがここについたときに前のパーティが突入したそうなので最低でも30分は待たないといけない。

俺たちが入れるなら約一時間先だね。



「どーします?配信時間的には後一時間待つのも暇ですよね」

「そーですねー。他に素材集めといっても宝箱はあらかた開けてきましたし」

「となると……あれですか?」


あれ?まさか……


「クリスタルタートル、ですか……」

「ですね。あれを討伐は厳しいと思いますが遠くから生態調査するのも面白いんじゃないですかね?」

「たしかに、俺も見たことないもんな」


ネクロさんの意見はこうだ。

クリスタルタートルは深層モンスター。

日本での目撃情報はほぼないレアモンスターだ。

それの見た目や、動きを観察するだけでもリスナーは面白いんじゃないか?とのこと。

俺も動物の生態動画って好きだからいいと思うな。


「クリスタルタートルって色で強さが変わるってぐらいの情報しかないし、もしかしたら初情報が取れるかも知れないよ」

「クリスタルタートルかー、俺も見たことないし戦闘しないならイッチョ行ってみますか!いいよなリスナー!」


ゴングさんが聞くとコメント欄が盛り上がっている様子。

方針が決まったところでボス部屋のドアが開いた。

前のパーティが先に進んだようだ。


「ヘイ日本人!お先に進むぜ!」

「健闘を祈ります!俺たちはここで引き返そうと思います!」

「そうか!じゃあな!」


そういって四人はボス部屋に入っていった。

中々ノリがいい人達だったなー。

連絡先聞いておけばよかった。



ボス部屋のドアがしまったのを確認して移動開始。

いざクリスタルタートルへ!


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