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第103話 30歳です!

「……いやー、旨い。いつも食べてるミノタウロスと全然違いますね。どこ産なんですか?」

「こちら、横浜ダンジョン、通称『美食歓楽街』の深層から本日狩猟したものになります。『美食歓楽街』はモンスターの肉質、旨味が他のダンジョン産とは全く異なります」


なるほど、深層産でしたか!

なる程納得。

やっぱダンジョンの奥に住むモンスターはうまいよね!

しかも有名な横浜ダンジョン産なら地元のミノタウロスとは比較にならないよね。

確か横浜ダンジョンは上層のレッドホーンブルでも絶品って言われてたし、アメリカから帰ってきたら家族にお肉買って帰ろう。


メインが来るまで一休憩。

ネクロさんからの質問を受けてる。


「田島さんってダンジョンはどこまで潜られたんですか?」

「うーん、地元熊本だけですけど深淵の2区ですかね?まだ3区のポータルは見つけてないですけど」

「深淵!?まだ日本じゃ報告上がってないですよね?!」

「都市部と地方じゃダンジョンの難易度が違うっぽいじゃないですか。クリーチャーズさんも熊本に来たら余裕で行けますって。ちょっとモンスターの大きさがけた違いになるだけなので」

「えぇ……」


ドン引きされました。

なーぜー?


「……そこはギルドが情報統制してるんです。深淵到達なんて世界で数える程しかないんですから。あと田島さんは規格外ということを自覚してください」


……うっす、すんません。

あぁ、また福崎さんから睨まれる……


「……すみません。若気の至りで。一応強さは自覚してますからね」


日本最強かと言われたら違うけど熊本県内なら最強の自信はあるよ、自信だけ。


「ちなみに田島さんっておいくつなんです?」

「今年の夏、30になりました。もうおっさんですねー」

「え?自分達の1個上!見えない!」

「……それは若く見えるってやつですか?」

「……想像にお任せします」


ふーん、どうせ老け顔ですよー……

ほかにも今まで倒したモンスターの中身や、深層の攻略情報を交換した。

東京のダンジョンは深層が20層ぐらいあるらしい。

クリーチャーズは今12層を攻略中とのこと。

話を聞いた限り宝玉期らしいので今のうちに階層ボスまで行きたいそうだ。

階層ボス、結構めんどくさかったからなー。

無理しないで頑張ってほしいね




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