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【なろう限定】あるダンジョンにて

「おいおい、ルーク!ここに本当にあいつらの痕跡があるのか?」

「しみったれた場所だぜ……向こうの通路のほうがいいだろ?あっちは宝石が転がってるからみんな進むはずだろ?」

「……大丈夫、もうすぐだ」

「はぁ、まったく。お前のチームメンバーが行方不明になった場所って」

「……」

「け、沈黙かよ!」

「信じるぞ、ルーク。お前もSランクまで上り詰めた男だからな」

「……大丈夫だ。もうすぐだ」



~~~~~~~~~



「……あれだ」

「わーお!」

「なんだって!……こいつは……」

「魔水晶?しかもこのサイズ……見たことないぞ!」

「こりゃ、見つけたら黙って採掘するわな!ゴールドラッシュきたこれ!ってな」

「ルーク、ここか?」

「……そうだ。ここで」


ゴゴゴゴゴゴゴ……


「なんだ!?」

「地震!?サンアンドレアスか!?」

「いや?地震計の通知は来てない……おい!あれみろ!」

「水晶が……動いている?」

「おいおい……こいつは!」

「クリスタル……タートルだと!?」

「ハハーン、こいつらがルークたちのチームをやったのか」

「…………」

「よし!マック、ケニー、ディオス!バフ魔法とヘイトを!フィリップと俺は裏から倒すぞ!ルークは逆方向から攻撃を!」

「おいきた」

「やーってやるぜ!!!」

「ぶっ飛ばしてバーベキューだぜ!!!」

「いきます」

「……」



~~~~~~~~~



「……はぁ……はぁ……ま、まじかよ。ルーク、大丈夫か?」

「……じ」

「……はぁ、はぁ。畜生、マック、ケニー……ディオス、フィリップ……!なんなんだあのクリスタルタートルは!?」

「……るじ」

「ルークも、精神的にまずいな……早く地上に戻らねば……」

「おやおや?リーダーがまだ生きていましたか。これは上々」

「は!?誰だ?こんなところに……ギルドの救援隊か!?」

「残念ながらワタシは救援隊ではないですよ?この場合は……アナタの敵ですね」

「は?何を……」

「……主!あるじ!おれ、やりました!はやく、はやく!!!」

「おい!ルーク!お前、なんでそいつのところに……まさか!」

「フフ、何少し前にこの方のチームが来られましてね?お一人だけ生き残られたのでちょっとばかり手助けをさせていただきましてね?」

「あるじ!あるじ!……うぐっ!?」

「お、おい!ルーク」

「うぅぅ……あ、あるじ!?」


ボッ!


「る、ルーク!!!!」

「おやおや、耐えられませんでしたか。まぁ、ほぼ身体が半壊していましたし、よく持ったほうでしょう」

「お、お前!」

「ま、次の宿主を持ってきただけいいとしましょう。さて、お名前は?いや忘れるのでいいです、ワタシの再生に利用できる魔力を集めてきてください」

「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」



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