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花に惑いて虫を食い

作者:モトオ
 昭和三十年。
 太平洋戦争における敗戦より十年、少しずつ復興のめどが立ってきた日本。しかし馴染めぬクズというのは何処にでもいるもので。
 蓼虫(たでむし)と揶揄されるタチの悪い女衒、弥太郎(やたろう)。
 戦後の時代、彼は非合法の花街で、せっせと人身売買に勤しむ毎日を送っていた。

 ある日、弥太郎は女を買い付ける為に地方の農村へ向かい、そこで白髪の美しい娘“りる”と出会う。
 貧しいご家庭から女を買い叩く。いつも通りに仕事をこなしただけ。
 ただ一つ、普段と違う点があった。


 腐った心には虫が集(たか)る。
 りるはそれを見通す、『神の娘』だった


 舞台は青線地帯として栄えた戦後の池袋。
 戦災復興が進む中、真っ当な社会からあぶれた負け犬たちは、非合法の娼館街でそれでも懸命に生きていく。
 けれど花街には時折、不思議な客が訪れるもの。
 りると出会ったことで、弥太郎は否応なく“虫”が引き起こす、不思議な出来事に遭遇する。

 これはゲスな女衒と神の娘が綴る奇妙な物語。
 おぞましくも暖かい、心にわいた虫のお話。
 

【注意】
 主人公が女衒(人身売買業者)です。
 娼婦・売春・人身売買などの要素あり。
 時代背景的に人権意識の低い発言が多く、そういったものに憤りを感じる方はご注意ください。
 また虫を食べる描写があります。
【コオイムシの屋敷】・1
2018/06/03 01:00
【コオイムシの屋敷】・2
2018/06/03 01:15
【コオイムシの屋敷】・3
2018/06/03 01:24
【コオイムシの屋敷】・5
2018/06/03 01:36
【コオイムシの屋敷】・6
2018/06/03 01:48
【キセイバチ夫婦噺】・1
2018/06/07 00:17
【キセイバチ夫婦噺】・2
2018/06/08 22:54
【キセイバチ夫婦噺】・3
2018/06/11 18:56
【カゲロウ慕情】・1
2018/06/18 13:31
【カゲロウ慕情】・2
2018/06/21 16:01
【カゲロウ慕情】・3
2018/06/25 16:55
【カゲロウ慕情】・4
2018/06/29 00:53
【夏盛り紅娘】・1
2018/07/06 23:28
【夏盛り紅娘】・2
2018/07/15 00:25
【夏盛り紅娘】・3(了)
2018/07/23 16:05
【ウジムシの挽歌】・2
2018/08/12 01:01
【ウジムシの挽歌】・3
2018/08/19 16:36
【蓼虫】・1
2018/09/14 22:44
【蓼虫】・2
2018/10/05 22:39
【蓼虫】・3
2018/11/08 15:10
【蓼虫】・4
2018/11/08 22:18
【蓼虫】・5(了)
2018/11/15 14:21
【花とコガネムシ】・1
2019/01/20 23:29
【花とコガネムシ】・4
2019/03/30 00:27
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