表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
恐学  作者: 原子バクター
2/3

ゲーム(事件)の扉がついに開いた

ついに俺達は昔通ってた高校(廃校)に着いた、周りには明かりもなくとても暗かった。

外見は昔とあまり変わってなく、とてもきみが悪かった、月明かりがより一層ときみ悪さを引き立てたていた。

高校の周りには規制線が貼られていたが警察はいなかった。

そして俺達は肝試し気分で規制線をくぐって高校の中に入って行った。

すると冬華が突然

「もう帰ろうよ」

と何かに怯えたように言い出した。

それを聞いた時也は、

「お前が一緒に来たいって言ったんだろ?」

「そうだけど...」

「なら黙ってついてこい!」

時也は怒った感じで強めの言葉を放った、それに対して冬華は少しムカついたようなの表情を浮かべていた。

「こんな所で喧嘩してないで早く行こうよ」

と果穂が2人に言った。

こうして険悪な空気が流れる中俺達は校舎の中に入って行った。

(薄暗いなみんなスマホのライトつけようぜ)

と俺は言いみんなライトをつけた。

すると急に『バタン!』と後ろから音が聞こえた、俺達は振り返ってライトを照らして見た。

すると開いていたはずの扉が閉まっていた、俺は風で閉まったのだろうと思い、扉を開けに行った。

しかし扉は全く開く様子がなかった。

(開かない、時也手伝ってくれ)

と俺は時也に声をかけ一緒に開けようとしたが、扉はびくともせず開かなかった。

「おい、開かないぞ!どういう事だ!」

時也は焦ったようにそう言った。

「他の扉は開いてるでしょ」

友希は冷静な感じで言った。

冬華は「もう最悪」と少しイラついた感じで言葉を放った。

そうして俺達は他の扉を開けに向かったが、開いてる箇所は一つもなかった。

そう、俺達はこの高校に閉じ込められたって事だ。

今まで冷静だった友希も冷静さを無くしていた。

すると涼介が

「朝まで待てば警察とかが事件の捜査とかしにくるでしょ」

「それってやばくない?私達不法侵入してるって事だよ?見つかったら終わりだよ」

と不安そうに言った。

それにはみんな動揺して「どこかに隠れよう」と時也が言った。

隠れてるだけでもやる事がなかった俺達はスマホをいじって時間を潰す事にした。

いい具合に時間も過ぎていってたその頃突然全てのスマホの充電が切れ何も見えないくらいに真っ暗になった。

突然の出来事に俺は不安になってみんなに声をかけた。

(おーいみんな大丈夫か?)

俺はそう呼びかけたが誰からも返事がない。

すると突然謎の眠気が俺を襲った。

俺達はこうして謎のゲーム(事件)に巻き込まれてしまったのだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ