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十一月十九日土曜日
家庭から教育と労働を切り離したのが近代だとすると、現代は逆コースを歩みつつあるのだという。時代は、学校や会社といった集団から、独学や自営業といった個人にシフトしてるらしい。
地縁、血縁、組縁は、人間同士の距離が近すぎるので、そのシガラミから逃れようと、多くの若者が大都市に集まって生活するようになった。しかし、全くの無縁社会は、荒涼で殺伐としたものであることに気付き始めたのだろうというのだ。
家族や地域コミュニティーの役割を見直し、都市生活のデメリットを補完できるかが注目される点なのだそうな。