EP9『無謀』
はい、暫く放置してて申し訳ありませんでしたぁぁぁ!
・・・上手く書けない・・・
今回は読む人選びますかねぇ・・・
レイSide
「・・・私は・・・」
ベイグルの病室・・・
私は・・・何も出来なかった・・・
目の前にはベッドで横たわる二人・・・
「・・・私は・・・!」
未だに目を覚まさない二人・・・
「・・・このまま・・・足手纏いのまま・・・守られて・・・死ぬんでしょうか・・・」
最近思うこと・・・私は・・・死ぬんじゃ無いか・・・
・・・って、私は・・・プレイヤーなのに・・・何言ってるんだろう・・・
「・・・アオイさん・・・」
アオイさんはこの世界で生きる人・・・
いくらここがゲームでも・・・アオイさんは死んでしまえば・・・この世界から・・・いなくなる・・・
「・・・力・・・つけなきゃ・・・」
未だ目を覚まさない二人をその場に残し、私は静かに部屋を出る・・・
向かうは・・・先日行った・・・『銀水晶の迷宮』。
「強くなる・・・もう・・・足手纏いは・・・っ!」
気がつけば・・・
「ぐぅぅっ!?」
『hsuyeruihyiefruhwefiwgfew7yh#%&%&#(%%#'"!?』
ゴーレムに囲まれていました・・・
HPはもう残り半分、ポーションは残り一本。
「・・・ここで弱音吐いたら・・・終わり・・・!」
最後のポーションを飲み干し、私は立ち上がる。
「アオイさん、ランさんはこれ以上に痛かったんだ・・・!これくらい・・・!」
私は・・・ハンマーを振りかぶり『ミスリル・ゴーレム』の大群に突っ込んでいきました。
レイSide out.
アオイSide
目が覚めた私は知らない天井を見ていた。
「・・・ここは・・・?」
白い部屋・・・ベッドが二つあり、隣には・・・
「ら、ラン!?」
元の姿とはかけ離れたランの姿が・・・
顔はランの顔だけど・・・体が・・・もう・・・
「・・・レイは・・・?」
そう言えば・・・もう一人の姿が見えない・・・
「・・・いやな予感がする・・・」
私は近くにあった黒刀を引っ掴み駆け出す。
途中、プレイヤーの方達がこっちを見て驚いていたけど、それすら無視して私は走る。
多分・・・
「あそこだ!」
『銀水晶の迷宮』の入り口・・・
黒刀『焔』を抜き、ダンジョンを駆け抜ける。
道中のゴーレムを轢き殺し、雑魚は切り裂き捨てる。
「・・・間に合って・・・!」
私は持ちうる限りの速度で、ダンジョンを駆けた。
アオイSide out.
レイSide
「うあぁ・・・ッ!?」
蹴っ飛ばされる・・・
「きゃぁっ!?」
吹き飛ばされる・・・
「うぐぅぅ!?」
殴り飛ばされる・・・
「・・・くっ・・・!」
HPは残り三分の一も残ってない・・・
もうポーションは無い・・・
でも、レベルも上がって、私はゴーレムを倒す時間が確実に減った。
「ぐ・・・!?」
また吹き飛ばされた・・・
でも、今回のは違った。
「・・・がっは・・・っ!?」
壁に思いっきり叩き付けられた・・・
肺から空気が抜ける・・・
・・・もう・・・HPは数ドットを残すばかり・・・
そして目の前には・・・
「・・・あ・・・」
ゴーレムの・・・太い腕・・・
(・・・ここまで来たのにな・・・)
レベルは53・・・でも・・・
(・・・アオイさん・・・私は・・・)
・・・どうせ・・・死んでも・・・
その時でした・・・
「レイィィィィィィィィィィィ!」
「・・・え・・・?」
聞き覚えのある声が聞こえてきました。
そして・・・
一瞬でゴーレム達が吹っ飛んで・・・
「・・・大丈夫?」
「・・・あ・・・」
一番聞きたい声が・・・聞こえました・・・!




