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双刀斬姫のグレイヴロード【現在改稿作業中】  作者: 高宮秀作
第三章(コラボ+α) 別世界と交易と・・・それとクエスト攻略!?
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EP7 『帰り道』

ごめんなさい・・・遅くなりました・・・


思うんだけど、僕に小説書く力・・・無いよね・・・

さて、ソウジさん達と行ったダンジョンの帰り道。


「・・・で、アオイ・・・ソウジさんとは何処までいったわけ・・・?」


「ぶっふーー!?」


え、ちょ、ラン!?

急になんてことを!?


「あ・・・ぁぁ・・・」


「ふふふ・・・」ニヤニヤ


ち、畜生!


「か、会話しか出来なかったわよ!文句ある!?」


「・・・ちぇ・・・なんだ・・・」


え、なに、何か期待されてた・・・!?


「・・・さ、こんな行き遅れはほっといて先行こ、ランちゃん」


「は、はい!」


「ちょ!?」


行き遅れって酷くない!?


「ほら、ランちゃん・・・ゴーレムの生き残り、よっ!」


ガギッ・・・ミシッ


『#$&%'&$#"'(%&%)&)~(!?』


「ランさん・・・後ろががら空きです・・・よっ!」


ベキィッ!


『#'&!""$#%%"&$=#|~¥!?』


ゴーレムが悲鳴(?)をあげている中、私はあろう事か考え事をしていた。


「・・・私は・・・元男だし・・・あれ・・・そもそもなんで・・・」


「! アオイ!危ない!」


「え・・・」


私が振り向いた時には目の前にミスリル・ゴーレムの拳が迫っていた。


グギャッ・・・


「あ・・・アオイィィィィィィ!!」


ランが悲鳴を上げる。


「・・・がはっ・・・!」


ダンジョンの壁に叩き付けられる。


ガゴッ・・・!


周りの壁が凹み、さらなる圧力が私を襲う。


『"$#%$&"~=¥~|$#%&$=%|$¥#"!!』


「うぐ・・・アァァァァァァァァ・・・っ!!」


ゴーレムは手のひらで押さえるように私を押しつぶしてきた。


「アオイ!」


「アオイさん!」


メキ・・・ボキッ!


「イヤァァァァァァッ!」


腕が折れた。

HPバーが半分まで削れる。

部分欠損を知らせる警告タグが私の前で赤く光る。


『"%$$~=#$~#=$¥|$%##$!!』


「この・・・アオイを離しなさい!!」


「アオイさんを離してっ!!」


ランたちが攻撃するも、今までのゴーレムとは違うのか、攻撃が通らない。


『"$#%%=#~|¥_#%$~%'&#%"$!!』


「・・・ぁぁ・・・」


体が潰される・・・。


メシャッ!


「・・・がっ・・・」


遂に内蔵が潰れたのか口から鮮血が散る。


「アオイ・・・いや・・・イヤァァァァァァァァ!!」


ランの絶叫を最後に私の意識は途絶えた。



















「アオイ・・・いや・・・イヤァァァァァァァァ!!」


私は絶叫した。


アオイが・・・アオイが・・・!


「ランさん、早くアオイさんを助けないと・・・本当に死んじゃいますよ!!」


っ・・・アオイは激痛のせいで気絶してるのか力なくゴーレムに押さえつけられている。


彼女のHPバーも残り四分の一を切った。


だけどここで重要なことに気づく。


「れ、レイちゃん・・・こいつ・・・NMネームドモンスターよ!!」


「え・・・!?」


NM、『ミスリルゴーレム・ファイナルナンバー』


HPバーこそ一本だけど・・・あり得ないくらい堅い。


『"$&$#$&%$&#$%¥-^¥-^3^¥5-35-^¥4-^2-^!!』


ミシミシ・・・


「アオイさんがっ!」


アオイのHPバーがどんどん減っていく・・・














―こんなところで・・・アオイを失っちゃうの・・・?


私じゃ・・・あいつに勝てない・・・


―そうやって・・・諦めるの・・・?


でも・・・勝てるわけ無い・・・


―じゃあ・・・アオイを見殺しにするの・・・?


いや!それだけはいや!


―じゃあ・・・救わなきゃね・・・?


・・・そうだね・・・


『「救う救えないは関係ない・・・救わないといけないのよ!」』


瞬間、私の中で何かが弾けた。

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