EP7 『帰り道』
ごめんなさい・・・遅くなりました・・・
思うんだけど、僕に小説書く力・・・無いよね・・・
さて、ソウジさん達と行ったダンジョンの帰り道。
「・・・で、アオイ・・・ソウジさんとは何処までいったわけ・・・?」
「ぶっふーー!?」
え、ちょ、ラン!?
急になんてことを!?
「あ・・・ぁぁ・・・」
「ふふふ・・・」ニヤニヤ
ち、畜生!
「か、会話しか出来なかったわよ!文句ある!?」
「・・・ちぇ・・・なんだ・・・」
え、なに、何か期待されてた・・・!?
「・・・さ、こんな行き遅れはほっといて先行こ、ランちゃん」
「は、はい!」
「ちょ!?」
行き遅れって酷くない!?
「ほら、ランちゃん・・・ゴーレムの生き残り、よっ!」
ガギッ・・・ミシッ
『#$&%'&$#"'(%&%)&)~(!?』
「ランさん・・・後ろががら空きです・・・よっ!」
ベキィッ!
『#'&!""$#%%"&$=#|~¥!?』
ゴーレムが悲鳴(?)をあげている中、私はあろう事か考え事をしていた。
「・・・私は・・・元男だし・・・あれ・・・そもそもなんで・・・」
「! アオイ!危ない!」
「え・・・」
私が振り向いた時には目の前にミスリル・ゴーレムの拳が迫っていた。
グギャッ・・・
「あ・・・アオイィィィィィィ!!」
ランが悲鳴を上げる。
「・・・がはっ・・・!」
ダンジョンの壁に叩き付けられる。
ガゴッ・・・!
周りの壁が凹み、さらなる圧力が私を襲う。
『"$#%$&"~=¥~|$#%&$=%|$¥#"!!』
「うぐ・・・アァァァァァァァァ・・・っ!!」
ゴーレムは手のひらで押さえるように私を押しつぶしてきた。
「アオイ!」
「アオイさん!」
メキ・・・ボキッ!
「イヤァァァァァァッ!」
腕が折れた。
HPバーが半分まで削れる。
部分欠損を知らせる警告タグが私の前で赤く光る。
『"%$$~=#$~#=$¥|$%##$!!』
「この・・・アオイを離しなさい!!」
「アオイさんを離してっ!!」
ランたちが攻撃するも、今までのゴーレムとは違うのか、攻撃が通らない。
『"$#%%=#~|¥_#%$~%'&#%"$!!』
「・・・ぁぁ・・・」
体が潰される・・・。
メシャッ!
「・・・がっ・・・」
遂に内蔵が潰れたのか口から鮮血が散る。
「アオイ・・・いや・・・イヤァァァァァァァァ!!」
ランの絶叫を最後に私の意識は途絶えた。
「アオイ・・・いや・・・イヤァァァァァァァァ!!」
私は絶叫した。
アオイが・・・アオイが・・・!
「ランさん、早くアオイさんを助けないと・・・本当に死んじゃいますよ!!」
っ・・・アオイは激痛のせいで気絶してるのか力なくゴーレムに押さえつけられている。
彼女のHPバーも残り四分の一を切った。
だけどここで重要なことに気づく。
「れ、レイちゃん・・・こいつ・・・NMよ!!」
「え・・・!?」
NM、『ミスリルゴーレム・ファイナルナンバー』
HPバーこそ一本だけど・・・あり得ないくらい堅い。
『"$&$#$&%$&#$%¥-^¥-^3^¥5-35-^¥4-^2-^!!』
ミシミシ・・・
「アオイさんがっ!」
アオイのHPバーがどんどん減っていく・・・
―こんなところで・・・アオイを失っちゃうの・・・?
私じゃ・・・あいつに勝てない・・・
―そうやって・・・諦めるの・・・?
でも・・・勝てるわけ無い・・・
―じゃあ・・・アオイを見殺しにするの・・・?
いや!それだけはいや!
―じゃあ・・・救わなきゃね・・・?
・・・そうだね・・・
『「救う救えないは関係ない・・・救わないといけないのよ!」』
瞬間、私の中で何かが弾けた。




