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双刀斬姫のグレイヴロード【現在改稿作業中】  作者: 高宮秀作
第三章(コラボ+α) 別世界と交易と・・・それとクエスト攻略!?
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EP3 倒れた葵

クアトロリーパーを切り捨てた私は苑刀を見る。

ある日突然私の目の前に降ってきた刀。

真っ黒の刀身に、真っ黒の柄、極めつけは鞘まで真っ黒。

長さはアオイが神化した時に背負っていたあの長刀と同じ長さ。

データの塊であるから重くはない。


「はぁ・・・ホント、この刀達、怨道三天神刀がすべて揃わなくて良かったわ・・・」


怨道三天神刀(おんどうさんてんしんとう)

呪刀"初代村正"

苑刀"祇園"

怨刀"関ヶ原"

この三本の総称のことだ。


「さて、帰ろうか・・・アオイが心配だし」


私はくるりと振り返り家路についた。

















「レイ、アオイの容態は?」


「・・・あまり良くないです・・・魘されているようで・・・」


帰ってきた私はすぐにアオイの寝かされたベッドへと急いだ。


「ぅ・・・な・・・んで・・・」


「・・・これは重症ね」


顔に汗玉を浮かべ、苦悶の表情を浮かべるアオイ。

・・・一体何故・・・彼女はこのようになったのか・・・

()の死と関係が・・・?


私の脳裏にふとよぎる、ソウジと呼ばれた男性の死を目撃した時のアオイの荒れよう。

そして、そのソウジの死に方・・・どう考えてもおかしい気がする・・・。


そんな疑念を持った為、


「・・・レイ、アオイの看病、任せてもいいかしら?」


「はい!大丈夫です!」


私はレイにアオイを任せて家を飛び出した。























沈むーーーー


ーー闇の蔓延る水底の奥深く・・・ーーーーー


ー包まれるーーー


ーーーまるで仄かな暖かい光のように・・・ー


ーーでも、それは闇で・・・ー


ー儚い想いは・・・彼には届かなかったーーー


「・・・守れなかった・・・」


(アオイ)は心の闇の奥深くにまで閉じこもって・・・目の醒めぬ眠りへと・・・


『全く、我が主もバカやな、ホンマ』


「っ!?」


一気に覚醒していく意識。


『・・・アンタは神になったんとちゃうんか?』


近くでする、若い女の人の声。


「・・・でも、守れなかった・・・」


『・・・・・・』


呆れられたのか、何処からか溜息が聞こえる。


『あんた、ホンマに我が主なん?もうちっとしゃきっとせんか。まがいなりにも元男なんやろ?』


「・・・」


だって・・・好きになっちゃってたんだ・・・しょうがないよ・・・


『・・・こらあかん。闇の根が深すぎるわ』


「・・・でも・・・」


『ん?』


「何処かで、彼はまだ生きてるって感じる・・・」


ほとんど直感だけど・・・何となくわかる。

完全にいなくなったわけじゃないと。


『・・・気づくの遅いで、主』


若い女の声はやれやれと言った感じでまた溜息を吐く。


「・・・そういえば、アナタは?」


『ワイか?ワイはあんたもよぉ知っとる、怨道三天神刀が一つ、呪刀"初代村正"に宿っとる、まぁ怨念だと思っとき。敢えて名乗るのなら村正や』


彼女、村正は姿を現しクスリと笑う。


彼女の服装は単調な十二単。

髪は長く、後ろで一つに束ねられている。

そして、左手に持つ一振りの刀が特徴的。


『さぁ、そろそろ起きんとな。お仲間さんが必死こいて看病しとるで?』


「・・・うん」


私はこの世界の空を見上げる。

今は曇一つない、綺麗な晴天。

見上げているうちにどんどん意識が遠くなってくる。


『・・・ちゃんと、お仲間さんには謝っとくんよ?』


「うん、そうする!」


私は笑顔でこの世界を去った。


はい、お久しぶりです、高宮秀作です。


葵「それよりも作者、読者の皆様に言うことは?」


・・・二ヶ月間放置してすみませんでしたッ!


葵「YU☆RU☆SA☆N♪」


ギャァァァァァァァァァァァァ、タスケテェ!









ピーーーーーー









誠に申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。








葵「ふっ・・・悪は滅びたのよ!」


勝手に殺すなわれ・・・


まぁいい。ホントに遅くなって申し訳ございませんでした。


葵「まぁ、この小説に読者様がいるのかどうかすら怪しいけどね」


・・・言うな、虚しくなってくる・・・


葵「それで?遅れた理由は?」


ア、ハイ


えっとですね・・・


















僕の好きな実況動画をひたすら観ていました。



葵「もう一度やられたいノ?」


もうしないからやめてくれぇ!?


葵「はぁ・・・ちゃんと水無月蒼次先生にも謝っておきなさいよ?」


はい・・・えー、蒼次先生、今回の事でご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ございませんでした。


葵「・・・後で個人で謝ってきなよ?」


・・・そうするよ。


それじゃ、今回はこの辺りで。

次回・・・もしかしたらこの小説打ち切るかも?


葵「止めてよ!?私の出番が無くなるからね!?」


・・・頑張って善処しよう。


葵「お願いだよ!?」


それじゃ、また次回も、お楽しみに!


葵「バイバーイ!」

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