閑話其ノ壱『少しのゆったりとした時間』
とある日。
葵はまたランフォート武具店まで来ていた。
なぜかと言うとそれは数日前に遡る。
「貴女、ここに来てダンジョンに行ってないわよね?」
突然そう言ったのはランフォート武具店店長のランフォート。
周りからはランと呼ばれ親しまれている。
「そう言えば・・・アオイさんは・・・ここに来て数週間しか経ってないですからね。」
そう言って工房から出てきたのはランフォート武具店の鍛冶屋、レイラッタ。
実はレイには渾名があったりする。
その名は雷閃のレイ。
アオイ:なんでこんなに厨二チックなのよ!?
秀作:いや、姫天神の方が厨二チックだろ?
「てなわけで、期間限定クエ、受注しといたわ。」
「いつの間に!?」
・・・どうやら私の居ない間に話は進んでいたらしい。
「じゃ、しゅっぱーつ!」
・・・こんな感じで大丈夫なのかな・・・攻略・・・。
新羅の幻塔。
第一フロア。
「さて、ここまで来たからもう後には引かないわよ。」
「はい・・・頑張ります!」
「もう・・・どうにでもなれ・・・。」
こうして攻略が始まった。
今回もかなり短いですが。
いえ、遅れてすみません
がんばったんですが・・・
では、また次回!




