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双刀斬姫のグレイヴロード【現在改稿作業中】  作者: 高宮秀作
第二章 極夜神属弌江派とか言う奴らが来るそうな。
23/44

第弐拾話『弌江派の動向と葵の寝顔』

「状況はどうだ?」


闇の塔、暗闇に渦巻く部屋の中で数人の男が会談していた。


「だめだ。神界を攻めたが被害甚大、千残派は未だ健在。」


「こっちもだめだ。空間を開こうとすると鍵守が邪魔してくる。」


「くそっ!どうすりゃいいんだ・・・!」


口々に悪態を吐く駄神達。


「静かに。№1様がいらっしゃる前だぞ。」


一人がピシャリと言い放つと、周りはしんと静まり返った。


「さて、次の作戦を建てようじゃないか。」


№1と呼ばれた男がそう言うと目を光らせた。












◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇












「ふぁぁ・・・。」


神界へいって神になってから数日、葵はギルド二階の窓際にある席に座っていた。


「どうしたんですか?そんな大きな欠伸・・・。」


「ふぇ・・・あんまし寝付けてなくて・・・。」


問いかけてきたのはレイラッタだった。

葵はそのといに適当に返すと、机の上につっつぷしてしまった。

その光景を見てレイラッタは微笑む。

そこに、一つの足音が近づいてきた。


「あ、ランさん。こっちです!」


その人物は、


「あ、そこね。今行くよ。」


ランフォート武具店を経営している店長、ランフォート。


「ふぁぁ・・・。」


葵はまた欠伸をかくと、そのままぐーすかと寝てしまった。


「あら、ねちゃったの?」


「ふふふ。可愛いですね、ランさん。」


少し微笑んだような寝顔に、ふたりは癒された。

その顔はまるで天使のような、時々口をもごもごさせるあたり、普段の葵からは想像がつかない行動なので、更に和む。


「・・・あれ・・・なんだか私まで・・・眠くなってきたわ・・・。」


「わ・・・私もれす・・・。」


そしてその寝顔には催眠効果でもあるのか、見ている人間を否応なしに眠りに引き込む。

レイはすでに呂律が回っていない。


「うふふ。そうね、私達も、ポカポカして寝ましょうか。」


「はいれす!」


呂律の廻らないレイと共にランも机に突っ伏す。


「気持ちい・・・。」


「幸せェ・・・。」


そしてその2人も眠りに落ちた。













3人か目覚めたのはギルドの閉まる十分前、8時50分だった。


すみませんーまた今回もみじかめです。


葵「最近私の扱いが酷い気がする。」


秀作「気のせいです。」


ケイ「あら、そうかしら?そんなふうには見えないわよ?」


秀作「貴女はちょっと黙っててください。話が拗れます。」


レイ「ふぁぁ・・・おはよーございますぅ・・・。」


葵「あれ!?レイって夜には起きてたわよね!?」


秀作「ここは後書きだ。時系列など関係ない!」


葵「うわぁ・・・満面のドヤ顔で言われたら腹立つわね。」


秀作「それよりもどうよ、女の子の体は(意味深ではない)。」


葵「・・・まぁまぁね。」


レイ「アオイさん、気に入ってるようですよ?」


葵「ち、ちょっと、レイ!」


ラン「そうね。結構気に入ってるんじゃない?」


葵「もう!ランまで・・・。」


ケイ「当たり前よ。私が用意したんだから。」


葵「あうあう・・・。」orz


秀作「・・・まぁ、なんだ。頑張れ。」


葵「作者のせいでしょぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・・・ッ!」









感想が来なくても頑張ります。

あ、伏線張らなくちゃ・・・。

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