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Rich  作者: Maria
2/2

Rich2...too late

お礼を言うはずがご飯を食べに行くことになった。

私的にはラッキー♪って感じだったけどさ。







「優衣ちゃん!お疲れ」







学校の門の所に車で迎えなんてさすが大人。




なんて喜んでしまう私はきっとまだまだ子供なんだね。







「真山さん♪」







相変わらずカッコイイ。







「お腹すいたでしょ?」








そういって連れて行ってくれた恵比寿のお店も私にとっては素敵過ぎるものだった。






それにしても真山さんはこんなにかっこよくて、優しくて素敵なのに結婚はしていないのかな…?







年齢的にもしてておかしくないけど…。







まぁしてない方が私的には嬉しいけどね。




でも聞くのが怖い。

聞いても平気かな…?




「優衣ちゃん?どうしたの?」



「あ…いや。

えと…真山さんて結婚とかしてないのかななんて…」




「……。」






聞かない方が良かったかな…




でも…

いたらこういうの奥さんに悪いし…




「真山さん…?」




「…あんまり上手くいってないんだ。もしかしたら別れちゃうかもしれない。」




そうなんだ…。



いろいろあるんだ…。




「だから別に心配しなくていいよ。こうやって食事してても何の問題もないよ。」




真山さんは優しいなぁ。







次の日。

有紀子とランチ。






「それ嘘なんじゃないの?」







「どういうこと?」







「だって結婚してて奥さんとも上手くいってるなんて言ったら女の子寄って来ないじゃん!!それ、女の子落とすための技とかなんじゃないの?」




「真山さんは…そんな人じゃないよ!!」




絶対そんなんじゃないもん。





だってそんなの本当だったらただの浮気男じゃん。




あの人は私の天使だもん。

絶対そんな人じゃない。




それから私たちは何度か食事をしたりした。



こないだなんて洋服プレゼントされちゃった。

可愛い黒のワンピ♪




でも有紀子いわく…




「おかしいって。だって連絡だっていっつも向こうからなんでしょ?それってマジでやばくない?」




それは彼が忙しいから…。




こっちからはなるべくかけないでほしいって言われただけで…






「まさか最後までしちゃったとかないよね!?」




まさかそんな…

そんなことはないけど…

でも実はこの間の夜車で送ってもらった時に…






「優衣ちゃん…」







「真山さ…」



あんなすごいキス…



18歳の私にとっては初めてで…




体が頬照ってく感じがして…



ぞくぞくする感じ…



めまい起こしそうなくらいだった。



溶けてしまいそうだったんだよ。







今でも思い出すとやばい。

本当やばい…







私真山さんにそうとう惚れてるのかもしれない…







でも彼には奥さんが。


大切な家庭があるんだもんね…。



悔しい。出逢うのが遅すぎたってまさにこういうことだよね…。






だからこれ以上踏み込まない。



これ以上深入りしない。

しちゃだめなんだよね…。

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