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4つの交錯  作者: 幡賀 吉紗
~最期の世界 編~
64/67

心理の葛藤

 

全壊まで、あと7分。


………泉美の心の中。


(私は、破壊神ダークマターから世界を守り、武力は守護のためにしか使わないことを望んだハズ。なのに、今の私は破壊神ダークマターじゃないか…!)


(その世界を構成するためには、いち早く世界の全てを壊す。それこそ最高の選択肢じゃないのかな?)


(壊してしまったら、それこそただの武力弾圧。そんなの平和になるわけがない…)


しかし、そんな心理錯誤マインドコントロールとは裏腹に、身体は行動に出てしまった。


目の前にいる智歌に攻撃を仕掛けた。

しかし智歌は、そう迷っている泉美の攻撃が弱っていることに気付き、泉美との距離を縮める。


だが、その智歌を空間爆発エアボマーで弾き、近づかせない。


(…私は、どうしたらいい? このままだと、破壊することになってしまう…っ)


泉美は、破壊衝動が収まり始めていた。

それを読んだ・・・智歌は、叫ぶ。



「泉美ぃぃ! アンタが破壊するのは世界じゃない、破壊神ダークマターだぁぁー!!」



その言葉を聞き、泉美は、


(そうだよ! …倒すべきは破壊神ダークマター…!!)


我に返った。

そして泉美は、攻撃対象を夢芽ゆめ戻し・・、智歌と共闘し始める。



「…してやられたねぇ…まさかイズミンの心を更正するなんて…っ」

夢芽は心底驚き、初めて冷静さを欠いた。

「…もう私以外は生かしておけないねぇ♪」

泉美も攻撃対象とし、1人で破壊を企む。


「地球を、お前だけのために・・・・・・・・壊させない…!」

泉美は、全力で夢芽に対抗する。




全壊まで、あと3分……

智歌と泉美で、最後の戦いに挑む!


 

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