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第3話

 バン!と勢いよく扉が開かれる。

 

 「真紅!あんたまた窓から入ってきたでしょ!?ぶん殴るわよ!」


 「別にいいじゃないか、お前の家広いから窓からが一番近いんだよ」


 だからと言って窓から入るようなバカはお前ぐらいだが、と心の中でツッコンでおく。


 「家のセキュリティがザルみたいに思われたら泥棒が入るでしょうが!私、前に言ったよね「玄関から入れ」って!!」


 「ぐぅえ!そ、それにしてもビックリだぜ、アオが横文字を使えるようになってたなんて」


 そう言いながら真紅はアオに首根っこをつかまれて、宙ぶらりんになる。あと一つ言うが、俺はアオの心配より泥棒のほうが心配になる。・・・主に生命が。


 「なによ海人、何か言いたそうな顔してるわよ?」


 「いや、なんでもない」


 言ったら俺の生命が心配になるからな。真紅?絶対に死ぬような人間じゃないな。


 「秘儀!おっぱい脱出!」


 そう言いながら真紅は葵の胸を揉む。勇者か。


 「~~~~~~キィヤァァァァァァァァァーーーーー!!!」


 「そんな・・・ばかな!!筋肉ではなかっただと!」


 一瞬。そう一瞬葵の腕が動いたのは見えた。見えたのはそこまでだったが、直後に真紅の体が吹き飛んだ為分かっただけだ。


 次いでにドアも吹き飛んだが。

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