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魔法とかチートとか。  作者: sweet
メリストイ編
14/23

12話目 道中ザ天誅

タイトルは語感で付けてます

メリストイへ向かう道すがら。俺はミライさんに聞きたい事があった。暇だからだ。

「そうだミライさん、聞きたい事が…」

「もう、同じパーティなんだから呼び捨てでいいわよ来くん☆」今まではなんだったんだ。

「はあ、それじゃあ、ミライ」

「親しき仲にも礼儀ありよ来くん、さんをつけなさい☆」

「……ミライさん」

「もう、同じパ」「殴る」シュッ

「遅い」避けられたっ!?

「喰らいなさい!☆」

瞬間!ミライ(さん)の大気が凍り始めーーー


◉ ◎ ◉


「…目にも止まんねえバトルをされると困るんだが…」

「……ごめんなさいラレフさん」

「もう、来くんったらおっちょこちょいなんだから☆」

「わぁ、焼け野原が凍ってますよ来さん!」

『いやそれ普通に言ってるけどおかしいから』

「俺氷魔法に自信無くなってきた…」

『比べちゃダメだと思う』

「あれ?アメルルとアストリはツッコミキャラになったのかな?☆」

『……………』

「姉さん泣いちゃうよ!?☆」


…いや、暇じゃない。忙しすぎるぞこの旅。




「ミライさんの方がいいなあ☆」だそうだ。

「お腹が空きましたねえ」そうですか。「ひどい」


◉ ◎ ◉ ◎ ◉ ◎ ◉ ◎


「あ、聞きたいことってなに?☆」

「それ3日後の今言いますか」

もう出会ってからから20日ぐらい経ったんだけど今だにミライさんが分からない。

分かるのは見た目が金持ちそうな派手な見た目で実際セレブな事だけだ。マイペースなのか。まあいいや。

「勇者の事なんですけど…」

「勇者ね…☆」ん?思案顔だな…

「うーん、強さは来くんを100とすると勇者は1かける10のマイナス9乗よ☆」

あ、念話ですかって言うか「分かりづらい!」

「ナノ?☆」

頭が良いのか悪いのか……

「ま、まあ分かりました」

あまり気になる情報もないし、弱いならそれはそれで…いいかな?



「…自分の底力を知らないのは考えものねー」

「何か言いました?」

「ううん、何も?☆」


◎ ◉ ◎ ◉


「おうおうおう、金目のモン置いてけやぁ!!」

「おとなしくアニキの言う事聞けえ!」

ざっと10人。


「山賊って前時代的ですよね」

「《白い翼》に喧嘩売るたあ、「舐めてんじゃねえのか?」……おう」

『頭が悪いのか馬鹿なのかどっちか』

「つまりやっちゃえって事ね☆」

「み、皆さん手加減してくださいねー」

山道に入った瞬間これだ。実はこれを捕まえてもギルドからラフが入るのでラッキーだったりする。

「10人…一人5ステーキ…」計算早すぎるだろ。

っていうか



「俺達に叶うわけないでしょ」


制圧ッ!


「つ、強え……」



ギルドに入ったばかりとは言え、チートとチート(?)とドラゴン。そしてベテランのHランクのチーム《白い翼》だ。Hランクは低く見えるがペールブルー・ドラゴンクラス(Lランク)なんてそうそういないからな。ってさっき聞いた。



「捕獲したはいいけどよ、近くにギルドなんてあったかよ」

「ムルギリアとメリストイの間に街なんでないからな、距離的にも遠いし」

『あとから取りにいければいいんだけど』

「そんな荷物じゃないんだから」

「んー、じゃあ固定して持って行きましょう☆」

「?、ミライさんそれどういう」


「止まれ、留まれ」


「「「がぁっ!」」」


まるで昔からそうであったかのように10体の像が出来上がった。

当たり前だが疑問が上がる。

「ミ、ミライちゃんってよぉ…「何属性持ちなんだよ…」」

『昔からまるでわからないんだけど』

「ミライさん、解析が効かないんですけど」

そりゃそうだ、本来は1人1属性なんだからな。


するとミライさんは得意気な顔をして

「ふっふーん☆かんぺき超人ミライちゃんはなんと全属性使えちゃうんだなー☆」


「へー」「ふーん」『なるほど…』


「あ、あれ?☆」

え?なんでみんなそんな反応が薄いんだ?


『そうだろうなって思ってたし』

「ライがそうだし」「うむ」

「来さん隠せてませんからね」

「あ、来くん…☆」


……………


「言っっっってよぉぉぉぉぉぉぉお!」



「爆散魔法だけとか言っておきながら闇烏(ヤミガラス)に対して高速移動の魔法を使っちゃうあたり抜けまくりですよ」

「あ、まさかライ、「気づいてなかった…」のか?」

『口をつぐむよ僕らは』

「魔法って難しいのよ来くん☆」


「寝る」


「あっ、来さん伝家(げんじつ)宝刀(とうひ)ですね」

ZZZ(なにもきこえない)

「さ、捕まえた山賊持ってくとすっか」

「ステーキだー」

『山賊がステーキに見えるラーテムお姉ちゃんは末期』

「アタシは宝石に見えるわ☆」

『金の亡者め』

「…手厳しいわね☆」


(に、してもだ。なんでライは魔法の事だとか、自分のあれこれを隠そうとしてやがるんだ?)

「どうしたラレフ、考え事かぁ?」

「るせっ、関係無ェだろぉが」

「それにしてもよ、なんでライは魔法の事だとか、自分のあれこれを隠そうとしてやがるんだ?」

「え、クルガが気持ち悪い」

「流石に今のはないっすわー」

「ラレフ!?ライまでなんで!?」

『いかにセリフのかぶせが酷いか今分かったよ』

「なんだよ皆してよーっ!」


「あ、村よ☆」

「唐突な話題変更ッ!」


◎ ◉ ◎



結構大きい村だ。酒場なんかもあるぞ。

「おお、ここが今日の終着点だ」

「なかなかいい酒が揃ってんだぜ?」

「今までの野宿よりは幾分かマシね☆」

『出たナチュラルセレブ発言』

「ご飯」

「え、でもまだ日中ですよ?もう泊まるんですか?」

「確かに…山賊とも戦闘があったわけだし、早すぎるな…」

「そ、そう言われてみれば」

「でも解析結果では普通ですよ?」

『でも、何かが臭う』

「へぇ……☆」

嫌な予感がする。嫌な予感しかしない。



しかし一行はその「嫌な影」にまだ気が付いてはいない。




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