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魔法とかチートとか。  作者: sweet
ムルギリア編
10/23

9話目 狩りつく……した?2

ようやくです。

ドラゴンの名前は色・ドラゴンが基本です。

「ふぃー、食った食ったぁ…」

「お、お腹がキツイです、来さん」

「そりゃ…お前の自業自得だろ…」

かく言う俺も腹きっっつ!食い過ぎた!

特にあれだ!「Dランク:ヤゴガニの粗塩擦り素揚げ」!腹にめっちゃたまる…動けない…

「いや、ライ、ラーテム…」

「な、なんですか?ラレフさん?」

「あぁ、ラレフの言いたい事は分かるぞ、うん」

『魔力で消し飛ばせば?お腹の中』

「「………その考えはありませんでした」」

なんて斬新な考えっ、元野生?と元地球人だ、思いつかないよなぁ…


『バカなだけ…』


来 は この前覚えた するー を 使った !


「がはははっ!逃げんなよっ」

「そーだぞ、魔力は手足の様に使わなきゃなっ」

『大事、だよ』


しかし まわりこまれて しまった !

「さ、魔力の特訓だ!」

「「えー」」

俺たちの特訓が始ま


らない!

《うさぎ亭》にいた冒険者全員の気が張り詰める!突如!


グルワァァァァァァ!!!



「なんだよ、これ!?」

「嘘だろ…っ!?」

「まさか…っ!」


ムルギリアの繁華に似合わない、漆黒!

ペールブルー・ドラゴンよりも大きな体躯!


Pランク:〈ジェットブラック・ドラゴン〉


…そのまんまじゃぁねえか!!



しかし、


「…………………」


無音。誰の声も聞こえない。無効果な俺以外は。

解析すると、



スキル:無音(サイレント)警報(サイレン)

能力:自分以外の周りの生物の聴覚を消し去る。範囲は任意。



かなり厄介だ。何がって、へたに実力を出しづらい事と、


連携ができないために…


「(お前っ、どこ動いてんだよっ)」

「(てめぇはどこ見てんだっ!)」

「(何言ってるかわかんねぇよ!)」


なんて事になる。

元々仲間意識なんて物はない冒険者、さらに無音状態だ、負ける、よなぁ…仕方ない、朝から戦闘が続くのは疲れる…


「(らぁぁぁぁ!)」

「(ぐらぁぁぁぁ!!)」

『………………』


おぉっ!流石《白い翼》!連携出来ている!

…しかしあの双子は念話で意思疎通してるな。何か隠してる事がある…?


だが、やっぱり…攻撃力が足りないな…



(ギャァァォォォォァアアア!!!!)


魔法で一気に片を付けるか…っ!?


と、ふとドラゴンの上を見る。人だ。全員黒服で白髪。異様な光景だ…

「はっはっはぁーーっ!!」

「俺ら闇烏(ヤミガラス)の勝ちだぜぇぇ!」

「あっ、馬鹿、言うんじゃあねぇよ!」


ジェットブラック・ドラゴンを操ってスキルの範囲を変更しているのか…。

闇烏….アングラな組織なのかな…

久しぶりにラーテムが口を開く。


「闇烏の事は分かり…ませんが…ジェットブラック・ドラゴンは…かなりやばいです!たった一体で村を全滅させる…程の…力がっ」

ラーテムが力無く倒れこむ。

「おいラーテム!?ラーテム!!」

「上位のドラゴンには、げほっ、逆らえ、ま、せ……」そのまま、気を失う。


闇烏が嘲る様に言う。

「はっ!たかがグリーンモス・ドラゴンだぁ!ジェットブラック・ドラゴンの覇気に負けたんだろぉがよぉ!」

「あいつ、グリーンモス・ドラゴンだったのか!売るならラフが青天井じゃないか!?」

「楽しみって、やつだねぇ!」

くそっ、よくもラーテムをっ!


「くっ!てめぇらなんざぁ俺の魔法一発で…っ」


「あぁっ!?遅えよ!!食らえ、俺の魔法!フルバースト!」地鳴り!地を操るのか!


闇烏のもう二人は、

「「魔法強化のスキル!!」」スキルかよ!


ドドドドドドドドドぉぉぉ!!!!


《うさぎ亭》が、地形変化…してく…威力だけなら俺の1/1000(…)!!


「(あぁ、私の《うさぎ亭》がっ!!)」


アリサさん…、心中お察しします。でも!


「そんなの、関係ねぇぇぇ!ぜってえ仕留める!!」

こっちだって、フルバーストで!!


◎ ◉ ◎


………………………仕留められなかった。


恐らく。発動していたならば。来がジェットブラック・ドラゴンごと、闇烏と名乗るグループごと、破壊出来ただろう。しかし、できなかった。


なぜなら。



「そのスキル、もーらいっ☆」


この、少女が。




ひゅぅっ



お世辞にも強いとは言えない風魔法を。



「アタシが目の前にいるんだよ?敬え。あがなえ!!!」スキル強化!!



ぴっっっーーーー



圧倒的質量の風の刃へ変化させ。



とすっっ



「弱いねぇ…弱い弱い…」



漆黒の竜を降した。



「な、んだよこいつ…っ!聞いてねぇよぉ!!!」

「お、おい、上に報告しなきゃ…!」

「殺され…」


あいつら、逃げる気かよっ!

「待てよ、ラーテムの敵だろ?」

ドゴっ

「「「ぐはぁ…」」」


◎ ◉ ◎ ◉



闇烏を縛ったあと。やはり気になるあの少女。


「おい、ライ、なんだこの嬢ちゃん…」

「俺も知らないですよ…」

何処かで見たことがある気がするんだけどなぁ…

「しかし…かなり、凄いな…」

「そうね、だから早くその三人を私に回して?ブチ○すから」「落ち着けアリサ言葉がおかしい」

因みに《うさぎ亭》は壊滅的だ。


『姉、さん……なんで、ここに』


「「「「「姉さん!!??」」」」



「うん!久しぶり!アメルル、アストリ!」

『ひ、久しぶり…』


衝撃だ。そして双子は少し苦手なのか?


「んじゃ、改めて自己紹介☆

1000万ラフのハンマー家とか言われてる

ハンマー家長女、ミライ・ハンマーです☆」


「ハンマー家ぇぇえええ!!!???」



無音状態が長かったからか。絶叫した《うさぎ亭》に居る皆だった。

そしてラーテム、起きろ。そろそろ寝てるのは分かってるんだぞ。

「うーん、ごはぁん…」




片方を凍結させたのはこれが理由でもあります。

次回は説明など。

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