第9話 ありがとう
隼人に逢えなくなって1か月が過ぎた。でも私は寂しくない。
だって、隼人が空から見守ってくれているから。そのお蔭で隼人が傍にいてくれている気がする。だから寂しくなんかない。
私は相変わらずまだ屋上で昼食を摂っている。屋上にいる理由は昔と一緒だ。
昼食を摂っていると凌平がやって来た。
「凌平。」
「ん?」
「告白の返事いいかな・・・。」
「うん。いいよ。」
私は一呼吸置いて言った。
「私、凌平の事、まだ恋愛感情じゃ見れないけど、頑張って1人の男として見るから!だから・・・ずっと私の傍にいてください!!」
「梓の傍にいるに決まってるじゃん。僕はずっと梓大事にする。」
「ありがとう、凌平・・・。」
「うん。」
と言って私達は抱き合った。
***
----1年後の9月14日
今日は隼人の命日だ。私は空を見て空にいる隼人に話しかけた。
---ねぇ、隼人。
隼人に逢えなくなって1年くらい経ったね・・・。でも私は寂しくないよ。だって隼人が空から見守ってくれているから。だから安心して過ごしていける。
いつか嫌な事があって隼人に励ましてもらおうと空を見上げたんだ。そしたらね、隼人の笑顔が見えたんだ。その笑顔が私の励みになった。私は彼方の笑顔にどれだけ助けられただろう。隼人の笑顔を思い出すたびたくさん元気をもらった。隼人、本当にありがとう。
あとね、私、この恋一生忘れない。だって隼人が私の初恋なんだ。あんな気持ちにしてくれたの隼人だけだった。いつまででも言うよ?隼人愛してるよ。そして私をずっと空から見守ってください。
そして私は空に笑いかけた。
***
---梓、俺、今年の彼岸お前の所に行かない。今のお前はちゃんと笑って生きていける。
あと凌平もいるし。俺がいなくてもお前はきっと大丈夫。
ちゃんと凌平に幸せにしてもらえよ?俺もこの恋忘れない。俺もあんな気持ちになったのは梓だけだった。俺もずっとお前の事愛してる。ずっと、ずーーーっと梓を空から見守ってやる。だから、大丈夫・・・。
そして俺も梓に笑いかけた。
Fin
最後の最後まで見てくださってありがとうございます。どうだったでしょうか。できたら感想をお願いします。(*中傷的な感想は受け付けません。傷つくので・・・。)
話を作る時に聞きながら考えていた曲↓
ギフト 嵐 forever Love EXILE
マイガール 嵐 愛すべき未来へ EXILE
見てくださって本当にありがとうございました。




