『イノシシとプレスマンのかちかち』
掲載日:2026/08/10
ある村にイノシシがいて、村の百姓たちは、畑を荒らされて困っていました。イノシシが食べつけない珍しい作物に切りかえたり、絶対に荒らされたくない畑から離れたところに、食べられてもいいような悪い野菜を積み上げたりしましたが、イノシシは、見事に期待したことと反対のことをやってのけるのでした。初めて食べる珍しい野菜もおいしく食べるようになり、絶対に荒らされたくない畑のほうを見事に荒らし、人間が、悪い野菜を食べる始末です。
村の百姓たちは、頭にきて、全員でプレスマンを持って山に入り、かちかちかちかち鳴らしました。イノシシは、恐らく、かちかちいうプレスマンにではなく、百姓たちの異様な雰囲気に恐れをなして、山のこちら側へは下りてこなくなりましたとさ。
教訓:プレスマンをばちに使った太鼓、プレスマンに穴を開けた笛、プレスマンのかちかちなどで合奏をするのは楽しそうである。




