幸せの水瓶と、星の一滴
やわらいでいく
陽射しがつくる
秋日向の道を
色なき風は
プリズムのように
彩をふりまいて
街路にそよめく
孔雀緑の中に
色とりどり浮かぶ
コスモスの花は
まるで虹の
光のかけらのように
彼方の稜線まで
続いていく
秋色の風の道を
茜さす雲が
照らす紅碧の空に
浮かび上がる
ほのかな
神無月の星々
夜空に浮かぶ
星の一滴のように
澄んでいく空を
やわらかに照らす
みずがめ座の星
星の水瓶から
溢れ出していく
幸せの煌めきを
一滴ずつ
地上にふりまいて
夜空に浮かぶ
星の一滴のように
空の泉から
現れ出るペガサス
遥か古の宙に
描かれたその姿が
夜空を照らしながら
翔る天の道のり
いくつもの
星の海を越えて
こんなにも広く
はてしない宇宙にも
光があるように
はてしない心の
宙にも燈し火となる
光がきっと
星の一滴のように
一滴一滴をあつめて
海がこの星を青く
輝かせるように
幸せもきっと
小さな一つずつが
燈し火のように
心の宙を照らして
近くに寄り添い
照らしてくれる光も
銀河の彼方からでも
あたたかに照らす光も
見上げて気付く
光もあれば
見えなくてもそこに
感じられる光も
きっとそこに
ずっとそこに
永遠とはきっと
一瞬一瞬の繋がりで
続いてゆくように
未来はきっと
一日一日の積み重ねで
創られていくように
物語もまた
言の葉の一つひとつで
紡がれていくように
幸せもきっと
この、星の一滴のように
幸せもきっと
この、星の一滴のように
幸せもきっと
この、星の
一滴の
ように
幸せも
きっとこの、
星の一滴
のように
幸せも
きっと
この、星の
一滴の
ように
幸せも
きっと
この、
星の
一滴の
ように
幸せも
きっと
この、一滴
星の
の
ように
宙の泉から
現れ出る天馬
夜空を翔る翼と
幸福の星の名を宿し
古に描かれたその姿が
今の宙に 澄みゆく空に 星は瞬き
輝いて 燈す明かり 月は囁き
言の葉もまた 陽はまた
心の泉から湧き 明日に輝き
心の大地と心の宙を満たしていく光
こんなにもはてしない宇宙にも たしかに
いつも届けられる光が必ずあるように そこに
心の中も 見えるものだけが光ではなくて
きっと 見えなくても感じる光もあるから。。
光が どんな空も 信じてみつめる瞳の奥。。
届く 雲の果て 。。。。 輝きをみつけて。。。
があ 。。。。 。。。。 。。。 。
る 。。 。。。。。 。。
。。。。。 。。
そ
の
光
は
時
に
夢 そ
の
光
は
時
に
愛
そ
の
光
は
時
に
未
来
そ
の
光
は
時
に
希
望
と
呼
ば
れ
て
心
に
輝
く
星
の
一
滴
そ
の
星
を
目
指
し そ
て の
星
を
信
じ
て
そ
の
星
を
描
い
て
そ
し
て
そ
の
星
を
胸
に
大
海
も
一
滴
か
ら
永
遠
も
一
瞬
か
ら
未
来
も
一
日
か
ら
始
ま
る
よ
う
に
幸
せ
も
小
さ
な
一
つ
ず
つ
そ
の
一
つ
ず
つ
か
ら
夜空に浮かぶ
星の水瓶
その やさしい光 その
光 やわらかな輝き 光
秋めいていく空から
地上を照らして
一滴ずつには
幸せの光
ちりばめゆく
。。 。。。
。。。。
。。。
。。。 。。
。。。 。。
。。。。
。。
。。。 。
。 。 。
。。。
。。。
感じ 。
この 今 た 。
幸せを大切にしつつ
心の中の水瓶にあつめて
少しずつでもささやかながらも
一 果てなく広がる未来の海は
つずつ 今の一滴の積み重ねが
きっと生み出
光 してい
く
光
光
光
宙
に
描く
天馬や
水瓶の姿
心の泉から
溢れてくる
想いや願いが
こめられた星
古の人々と同じ
星空を見つめて
見上げて初めて
出逢える星もある
見えなくてもそこに
きっとある星々と星座
心の中で輝く星もある
心の泉は枯れることなく
言の葉もまた色褪せず輝いて
一瞬一瞬が繋がり永遠となって
一日一日が積み重なり未来を創る
物語は言の葉一つずつから描かれて
光。。光。。星。光。。。光。光。光。
星。。。。。星。。。。。。。光。光。。
星。。。星。星。。星。。光。。光。。。。光。
。星。。。。。光。。。。光。。。星。。幸。。。
。。。。星。。。。光。。。光。。。光。。。星
。。星。。。。。。。。星。。。。。 星。。。。
。。。 星 星 。。。。。。
星 星
光
光 光
光
光
光
光
光
そ
の
光
は
夢 そ
の
光
は
愛
そ
の
光
は
未
来
そ
の
光
は
希
そ 望
れ
は
き
っ
と
心
に
輝
く
星
の
一
滴
コスモス(秋桜)は、ギリシャ語で「調和」の意味で、「宇宙」の意味でも使われます。様々な色の花を鮮やかに咲かせ、「調和」「謙虚」などの花言葉があります。「色なき風」は、秋風のことです。
黄道十二星座の一つ、みずがめ座は、秋の南の空にあり、星の光はささやかですが、最も明るい星・サダルスウド(最高の幸せ)をはじめ、サダルメリク(王の幸せ)、サダクビア(秘密の幸せ)など多くの星がアラビア語で「幸せ」を意味します。
みずがめ座の上にはペガスス座があり、「ペガスス」(英語読みは「ペガサス」)は古代ギリシャの「泉」「水源」に由来するとされます。この星座の星の名も、多くが「幸せ」を意味します。
季節の星や花をモチーフに、詩を描かせていただきました。お読みいただき、ありがとうございます。