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8話 こんどこそ教室で……

 けたたましい目覚ましが憂鬱な月曜日の朝を私に告げる。

私はゆっくりと目を覚まし、昨日の夜やりきれていなかった学校の準備を始めた。

教科書、ノート、筆箱、ハンカチ、給食袋、体操服……

そして私は一度ランドセルから離れて机のわきにある鍵付きのキャビネットを開けて、なかから白いもこもことした物をとった。

私はそのおむつを一枚だけランドセルに置き、もう一枚は床に置いた。


 次に私は急いでパジャマとパンツを脱いで、おむつを足に通してその上からキュロットスカートを履く。ちなみにキュロットスカートとは見た目はスカートだが、実際はズボンのような構造になっているものだ。だから風でスカートがめくれておむつがちらりだなんていう心配はない。

そして、私は上の服も着替えて、朝食が用意されているリビングへと向かい、朝ご飯や支度を済ませて家をでた。

ちなみに今朝はいつもとは違って大量のコーヒー牛乳を飲んでやってきた。


 私は集団登校の班長なので黄色い旗をもって班員の人数を確認し集合場所から学校へと出発した。班長を先頭に、私の後ろには低学年から順に列をなして歩いていく。

私の真後ろにいるのは純粋で可愛らしい小学一年生の女の子だが、もちろんとっくにおむつなんて外れているだろう。それなのに私はそんな子の前でおむつを付けて登校だなんて、なんだか少し興奮するかも……

だ、だめだめ。こんなことまで考えちゃってたら私完全に変態さんだよ……


 で、でも身長差からして、同級生よりも小学一年生の方が私のおしりの異様なふくらみに気が付きやすいかもしれない。もしかしたらこの子にバレちゃって”6年生のお姉ちゃんなのにまだおむつなの??”なんて純粋な目で聞かれてしまうかもしれない。

そ、それもそれでいいのかも……

う、ううん。だめよ。もしバレてみんなに知られたら、中学生になってもいじめられちゃう。


 そんなことを変態みたいにあれこれ考えているうちに、すぐに校舎が見えてきて、その女の子とは離れることとなった。

私は教室につき、自分の椅子に座る。するとやっぱりいつもとは違うふわふわ感がおしりから伝わり変な気分になる。

大丈夫かな? ばれないかな??

最近、男子って女子の胸とかお尻ばっかり見るから、その流れで私の不自然に膨らんだおしりが見られたらあの子おむつかもなんて思われたりして……

で、でもさすがにおむつ履いているのではなんてことは考える範疇にはないよね。


 私が自分自身の妄想をなだめていると、教室のドアが開き、美奈が入ってきた。

「おはよ~風香。どうしたの? 悩み事?」

「おはよ!美奈。う、ううん。何もないよ!」

私は美奈の気遣いをごまかした。せっかく美奈がおむつをくれたのに、それを勝手に学校に履いてきて、勝手に心配しているだなんて言えなかった。

「美奈は今日もおねしょしちゃったの?」

私は周りの人には絶対に聞こえないように美奈の耳元でささやく。

すると、美奈は頬をかすかに赤らめて”うん”といった。


 それからしばらく雑談していると、担任の先生が教室に入ってきて、みんなしぶしぶと各々の席に帰っていった。

朝のホームルームが終わり、それから一時間目が始まり、一時間目が終わる。

今朝たくさん飲んだコーヒー牛乳はかなりの量のおしっことなり私のおむつで包まれた下半身を圧迫してきている。

しかし私はこの休み時間もトイレに行かないまま2時間目の授業を受けることにした。


ーーキーンコーンカーンコーンーー

2時間目の始業のチャイムが鳴る。

これで私はもう後に引けない状況だ。もちろん授業中に手を挙げればもちろんトイレには行けるのだが、私にトイレに行くという選択肢はない。

今までやりたくてもずっと妄想の中だけで終わっていた教室でみんなに見られながらのおもらし。今回はおむつの中だがそれでも妄想よりはずっといい。


 授業がどんどん進んでいくが、とてつもない膀胱内部からの圧力と緊迫感のせいで時の流れがとても遅く感じられる。私自身もう限界が近づいてきているのはわかっていた。

「神崎、じゃあここを読んでくれ」

ちょうど、このタイミングで私が先生に指名されて教科書の一文を読むこととなった。

まさに私があの日していた妄想とストーリーがマッチしている。

私はゆっくりと立ちながら机の角におむつの上から股間を押し当てた。

むりやり刺激したせいで変な声が出そうになり、教科書を読めずにいるとだんだんあたりの生徒が私の方を見るようになった。

みんなに見られているということがより一層私を緊張させる。

 

 私が震えた声で一単語目を読み始めたときだった。

じわっと湿った感触であそこが温かくなる。その温かさはどんどんと広がる。

脱力してぼーっとしたままちょろちょろとおしっこを出していると徐々におしっこは本流となり、微かに音が聞こえるようになってきた。私はその音をかき消すために、さっきよりも清涼を上げて音読を始めた。

私はどんどんと文章を読み進めるがその間もずっとおしっこは出ていて、私のおむつをどんどん湿らし膨らましていく。


 私の股間におしっこを吸ったおむつではなく液体そのものが当たり若干おしっこの吸収が追い付いていないのだと思いつつ、私はおしっこを最後まで出し切ることにした。

いや、我慢の疲れによって止めることも勢いを弱めることもできなかったというのが本音だ。

私が先生に指定された範囲を読み終わると同時におしっこもすべて出し切った。

私は席に座ろうと思い、腰を下ろしていくと、中腰になったあたりで再び私のあそこにおしっこの液体そのものの感触が伝わった。

とても生暖かい……


 吸収されるのを自然に待ちながらゆっくり席に座ると、私のお尻と木でできた椅子に挟まれたおむつがぐじゅっといった音を出しながら一度吸ったおしっこを吐き出す。

私はあわてて少しおしりを上げてキュロットスカートが濡れていないかを手で確認したが、無事だった。私はそのぐじゅぐじゅしたおしっこをたっぷり吸ったおむつの感触を味わいながら残りの授業を受けた。


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