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華世の追憶  作者: 朝月 瞳
旅立ちのきっかけ
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4.襲撃

 何かを失ってから相変わらずの平和な日々は、よく晴れた午後に崩された。孤児院の児童らは、庭で追いかけっこやかくれんぼを楽しんでいて、デュークはその光景を微笑ましく見ていたのだ。

 その時辺り一帯に悲鳴が聞こえた。

「やめて! 来ないで!」

 何事かと思えば子供達に人が歩み寄っているだけに見えた。確かにマントと仮面をして不気味に見えた。違う、人じゃない。奇妙な違和感を覚えた。理由は簡単だ、足がない!……浮いていた。それに日が差しているのにも関わらず影がない!

 十になったばかりのシーナが後ろに自分より小さな子供達を庇って立ちはだかる。

「やめて! 来ないでよっ!」

 だが、シーナの言葉など届かず物体は進み続ける。

「シーナっ!」

 俺の体は自然と動いた。硬直してなくて良かったが、ここからが勝負だ。だが、一瞬でそれは決まってしまった。

「デュークにぃ……?」

 仮面を付けた人型モンスターは、その場で倒れていた。剣で刺されたようだが、誰が殺したのだろうか。

 その時、俺は気付いてしまった。直前まで無かった手で握る感触に。その手には黒い液体がかかった蒼白い剣が握られていた。

ふぅ、いつも迷いながら書き続けている朝月です。やっと格好いいデュークが見られて作者的に盛り上がっていますが、まだまだこれからです。昨日の注意書き通り字下げはされておりませんが、週末に修正出来るように致しますゆえご理解の程よろしくお願いします。

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