表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
華世の追憶  作者: 朝月 瞳
旅の始まりと新たな世界の始まり
19/51

17.協力者・改

 俺はもう持ち物を揃え町の入り口に立った。相変わらず俺の旅立ちは早朝だ。早く行こうと足を進めているのに、どうしても遅くなってしまう。

「デューク! 待ってくれ!」

 こんな朝なのに来てくれるということは、

「私も連れて行ってくれ。役に立てるという約束は出来ないが。君のことを知りたいんだ。」

 そうエマは口にしたがその顔はどんどん真っ赤になり、理由は分からないが怒らせてしまったのかと不安になった。

「ごめん、俺、君に何かした?」

「ちっ、違う。こ、言葉を間違えた。君に眠る力のことを知りたいのだ。また倒れたら困るだろう!」

 たしかに確かにそれは困る。でも、

「君にはこんな素晴らしい町と家族がいる。それを無くしてしまうかもしれないぞ。良いんだな?」

「あぁ、そんな覚悟とっくに出来ている。今まで彼奴らの殲滅を目的にこの町の周りで守っていたんだ。どっちにしろいずれ滅ぼされるかも知れない町を救うなら今だ。」

 そうだったのかと気付かされる。じゃあ、行くかと背を向けて歩き出す。人の覚悟を揺さぶってはいけない。そう思い、結局ついてくるかをエマ自身に委ねた。

 後ろを歩く彼女を見て、少し安心してしまった。どれだけきつい戦いになっても、彼女には守る町があり俺には行くべき場所がある。きっと強くなれる。

久しぶりの朝投稿だ、眠いな。朝月です。

昨日五十人近いアクセス嬉しかったです。ありがとうございます。いつもそれを頼りに投稿していますから。またまだこれからのこの物語どうか読み続けてください。よろしくお願いします。

それでは、また!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ