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華世の追憶  作者: 朝月 瞳
旅の始まりと新たな世界の始まり
13/51

11.夢の仕組み

「デューク、デューク!」

 誰かに呼ばれる声がする。エマ、じゃないよな。もっと暖かい感じで包まれるような声。心当たりを感じ目を開ける。

「君がルナ、で合ってるね?」

 相変わらず姿はないが、前と同じ白いソファに寝ていて、暖炉が横にあるのを見ると前と同じ場所のようだ。

「そっか、今はこっちに向かっているのね。それとまた意識が繋がって嬉しい。」

「意識が繋がった……ってどういうこと?」

 ただの夢だと信じていたものが一気に現実に近づいても、まだ分からないことは多い。

「ええと、説明は難しいのだけど。私はいつも貴方の意識を捜しているの。すると時々貴方の意識と私の意識がすれ違う。その時にこうして夢の中の二人の記憶に残り続けている此処で話してるという感じ。ごめん、分かりづらいでしょ?また現実で逢えたら話すから。」

「分かった。制限時間もあるみたいだから質問を三つするよ? 君は今どこ? どうやったら会いに行ける? 君は何者?」

「私は今華世の城に幽閉されている。だから会いに来るには長い旅路が待ち受けているの。貴方があの頃の力を取り戻してミュートという人を訪ねれば、此処に連れて行ってくれると思う。私は……。

 ごめんなさい。もうばれてしまった。私には罰が与えられる。また会いましょう。」

「ルナ、ルナ!」

 突然途切れてしまった夢から、現実へと俺は目を覚ました。


罰なんて酷すぎる!話を書いておきながら不満たらたらの朝月です。

またルナとデュークの交流を描いてみました。幸せの時間ってものですかね。

話とかけ離れた自分の生活が悲しくなりました……。考えない!考えない!お見苦しい所をお見せしてしまい、失礼いたしました。それでは、また!

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