正夢
1時間くらい考えて作りました。怪盗xとは関係ないです!
「すまない、アリス」
俺はかつて同じ村人だったやつらを殺していた。
「君のことは忘れないよアリス」
「はっ!」俺はベットから上半身を起こして凄い冷や汗をかいていた。
またこの夢かとうんざりしていた。
アリスとは俺の幼馴染みの女の子だった。
アリスは可愛くて誰にでも優しい女の子だった。
だがアリスは突然と姿が村から消えた。
周りの大人達からはアリスの家族は引っ越ししたんだよと言われた。
俺はショックを受けた。あんなに仲が良かったのにアリスは俺に一言も言わず引っ越しするなんて。
アリスがいなくなってから15年……
俺は冒険者になっていた。
俺はいろんな場所へ行き、動物を狩っては食事にして剣の腕を磨いてきた。
冒険者になってから2年後、ある噂を酒場で耳にした。
「XX村の人達は少女の女の子の家族を犠牲にしてるらしいぜ。」
俺は耳を疑った。XX村って俺の村じゃないか?
「すいません、その話を詳しく教えてください」
酒場にいた男性2人に話を伺った所、最近出てきた噂らしいけど信用できる話らしい。
俺はXX村に戻り、村長の首に剣の刃をあて脅し、アリスの家族を犠牲にしたか聞いた。
村長はあっさりとアリス達を崖の谷の上から落としたと言葉をはいた。
俺の両親は他界してたので遠慮なく村人達を皆殺しにした。
その光景が俺の夢と同じだったのは本人以外知る由もない事だった。
XX村の村人が何者かに皆殺しにされた噂が広がったのはあまり時間がたたなかった。
その噂を聞いた1人の美人なお姉さんは笑っていた。
「まさか、私が体験したXX村の犠牲の話を噂で広めたために村人が皆殺しにされるなんてねー」
私はとても愉快だわ!
それにしても、昔、仲の良かった何も知らない男の子は元気にしてるかな?風の噂で冒険者をしてるとは聞いたけどまさか、あの男の子が……なんてね。
その後、私はある青年と出会い、幸せな結婚をする。
その青年は深い闇を抱えていたがとても幸せな人生を贈るのでした。
END
読んで戴き誠に有難うございます