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高崎くんと佐々木さん

 ふわふわ。

 ゆらゆら。

「・・・・・・さん!・・・・・・さん!」

 う~ん。なに?

「さ・・・・・・さん!・・・き・・・・・・くだ・・・・・・。」

 もう。なあに。

「・・・・・・ひき・・・・・・よ。」

 ゆらゆらして、気分がいい。

「お・・・・・・くだ・・・・・・よ!」

 もう。なによ。せっかく気分いいのに。

 トロトロとしたクリームの中にいるような、ふわふわと浮いているような、気持ちいい世界を、なにかが壊そうとしている。

「ん・・・・・・。もう・・・・・・なに?」

「佐々木さん!起きてください!」

「う・・・・・・ん。」

 この声は、たしか、後輩の高崎くん、のような。

「佐々木さん!風邪ひきますってば!」

 高崎くんの声が、下から聞こえる。あれ?なぜだ?

「もう!一旦下ろしますよ!」

 急にゆらゆらが止まり、冷たいものに座らされた。

「ん?高崎・・・・・・くん?」

「そうですよ!ああ、もう!起きてくださいよ!」

 今度は高崎くんの声が隣から聞こえる。

 ああ、なんだろう。この心地よさは。

 私の右側が温かい。

 そのまま、すーっと深い眠りに落ちていった。


「・・・・・・もう!参ったな・・・・・・。」

 急に高崎くんの声が聞こえた。

「このままじゃ、風邪ひいちゃうよ。」

 うつらうつらとしながら聞いている高崎くんの声は、なぜだかとても心地いい。

 響くように聞こえる声は、安心してしまう。それに、とっても温かい。

「ん・・・・・・。」

 あんまりにも気持ちよくて、思わず顔をすりよせた。

 ゴクッ。

 なにかの音がしたかと思えば、急に世界が揺れた。

 そして、なにかが私の唇に触れた。

 瞬間、目を見開いた。そうしたら、至近距離で高崎くんの顔。

「!!」

 びっくりして声も出なかった。

「あ!!その・・・・・・。」

 なにが起こったのか。頭がショートして、真っ白になった。

「その、よく寝ていたので・・・・・・。」

 高崎くんがうつむきながら言う。

 パニックになっていた私は、自分のスマホを探した。カバンは私の足元にあった。カバンの中を探り、スマホを取り出す。

 起動させると、大きく画面に時刻が表れた。

 23時12分。

 こんな時間まで、私は寝ていたのか。そして、こんなに長い時間、高崎くんに寝顔を見られていたのか。

 色んなことが一気に頭の中を駆け巡り、思考がストップしかけていた。

「あ、私・・・・・・。」

 なんだかいたたまれなくなって、思わず立ち上がった。すると、肩からばさっと何かが落ちた。

「あ・・・・・・。」

 拾い上げると、それはスーツの上着。

「ごめん!」

 スーツをはたいて簡単にたたみ、押し付けるように高崎くんに渡した。

「あの!えっと!しゅ・・・そう!終電があるから!」

 自分でもなにを言っているのか分からない。

「じゃあ、ありがと。それじゃ、また来週!」

 足元のカバンをひっつかみ、逃げるようにその場を立ち去った。とにかく、早くこの場から、高崎くんから離れたかった。

「あの!」

 高崎くんがなにかを言いかけたけれど、私はその声を背中で受け流し、とにかく走ってこの場を立ち去った。

 走っていると、少しずつ頭の中がクリアになっていった。終電にはまだ時間があるから、急ぐこともない。走るのをやめて、ゆっくりと駅に向かって歩いた。

 今日は会社の花見だった。

 昨日、プロジェクトチームのプレゼン準備でほぼ徹夜だった。今日、そのプレゼンがうまくいったこともあって、今夜の花見で気分良く飲んでしまい、酔いが回るのも早く、いつもならしない深酒をしてしまった。

 高崎くんは同じプロジェクトチームの一員で、チームリーダーの私の補佐をしてくれた。

 特別切れるというわけではないが、若い男性には珍しく(というと語弊はあるが)、よく気のつく後輩で、ひそかに私も頼りにしていた。

 その高崎くんが・・・・・・。

「私にキスなんて・・・・・・。」

 思わず、自分の唇を触る。急に高崎くんの唇の柔らかさを思い出した。

「わあ!」

 恥ずかしくなって、思わず叫んだ。通りを歩いてるサラリーマンに怪訝な顔をされ、そそくさと早歩きでその場を急いだ。

 電車に乗ってからも、私の頭の中では「なぜ?」「どうして?」ばかりだった。


「・・・・・・いったぁ~!」

 翌日、二日酔いの頭痛で目が覚めた。

 昨夜は家に着いて、化粧も落とさず、そのままベッドに倒れ込んだ。服のまま寝たので、服も髪も顔もぐちゃぐちゃだった。

 でも、それ以上にぐちゃぐちゃだったのは、私の頭の中。

 痛む頭を抑えながらお風呂場に向かう。

 熱いシャワーを浴びていても、頭の中はぐちゃぐちゃだった。

「どうして、高崎くん。あんなことを?」

 昨夜のことが頭から離れない。

 高崎くんが、私のことを好き?

 まさか。

 だって。

 以前に化粧室で、後輩の女の子たちが噂をしていたのを思い出した。

 大学時代から付き合っている彼女がいて結婚も近い、とか、彼女は大学のミスコンで準ミスでモデルをしている、とか。

 会社内で、高崎くんは人気があるようだ。確かに仕事はできるほうだし、気遣いもできる。背もまあまあ高いし、顔もそこそこで、爽やか系。イケメン、の部類に入るだろう。だが、入社当時から彼女がいるという噂で、他の女の子が入る隙はなかった。

 たまたま化粧室で耳に入っただけだし、プロジェクトチームの一員の後輩というだけで、私にとっては仕事ができれば男だろうが女だろうが関係なかった。

 そもそも、私は年下は範疇外。今まで付き合った人はみんな年上だし、気になるのはやっぱり年上なのだ。

 だから、高崎くんのことは、「恋愛対象外」なのだ。なのに、

「・・・・・・なんでこんなに気になるの?」

 昨夜のことを思い出すと、胸の鼓動が早くなる。

「ああ!もう!」

 二日酔いで痛むよりも、昨夜のことで頭が痛かった。

 今日が土曜日で良かった。今日と明日の二日は会社が休みで、とりあえず高崎くんと顔を合わせずに済む。

 そう思いながら、土日は外出もせず、家に引きこもっていた。


 月曜日。

 休み明けの月曜日はただでさえ憂鬱なのに、今日はいつも以上に憂鬱だった。

 高崎くんと会ったら、どんな顔をしたらいいんだろう。以前のように、普通の態度で接することができるんだろか。

 満員電車に揺られながら、私は軽いめまいを感じていた。

 会社のロビーを歩き、エレベーターに乗り、私の部署のある5階へ。エレベーターのドアが開き、流れる人波に押されるようにエレベーターから吐き出され、軽くよろめきながら自分の部署へ歩く。習慣とは恐ろしいもので、途中、色んな人とすれ違いながら挨拶をするが、誰かは認識していなかった。

 自分のデスクに向かう。パソコンを開き、起動させる。ブゥンと小さく音がして、パソコンが立ち上がる。まずはメールチェックをして、今日の仕事のスケジュールを頭の中で組み立てていく。

 いつもの仕事前の準備で、頭の中が仕事モードへと切り替わっていく。そうなると、先程まで私を悩ませていたものは頭の片隅へと追いやられていった。

「おはようございます。」

 仕事モードになっていた頭が一瞬で元に戻る。

「おはようございます、高崎さん。」

 後輩の一人が答える。

 高崎くん。今、一番聞きたくない名前だった。

「佐々木さん、おはようございます。」

 高崎くんが私のデスクに近寄って、挨拶をする。

「お、おはよう。」

 鼓動が早くなる。動揺で手が震え、キーボードを打ち間違えて、エラー音が鳴った。

 やばいやばい。落ち着け、私。

「先日のクライアントの件は明日まででしたよね。今日の午前中には資料を仕上げますので、確認していただけますか?」

 いつも通りの言い方。

「分かったわ。じゃあ、昼休みの後、みんなで精査しましょう。」

「なら、会議室を押さえておきましょうか?」

「そうね。じゃあ、会議室Bを押さえておいて。だめだったら・・・・・・。」

「その時は、会議室Fを押さえておきます。」

「そうね。よろしく。」

 必死で平静を装う。そして、いつもの業務連絡を淡々と行う。私は高崎くんの顔を見ることができず、パソコンの画面を見つめたまま、応対していた。

 高崎くんは一切顔色を変えず、チームメンバーに手短に連絡をし、自分のデスクに座り、パソコンを開いた。

 なにも変わらない。花見の前と全く同じ。

 高崎くんの態度に、私は少し落胆した。彼にとっては、あのキスはなんの意味もなかったようだ。

 そして、少しむかついた。私だけが動揺していることに。そして、悩んだ自分をばからしく思った。


 二週間後。

 プロジェクトは軌道に乗り、チームは解散となった。

 部署の課長が総合責任者だったこともあり、飲み会好きな後輩の計らいで、チームメンバーと課長でささやかな解散飲み会をすることになった。

「それでは、みんな、ここ三ヶ月、お疲れ様でした。」

 課長の言葉で、みんなは持っていたグラスを掲げて、「乾杯!」と口々に言い、グラスを軽く打ち付けた。

「いや、佐々木くん。この三ヶ月、よくやってくれたね。」

 課長は生中を1杯飲み干して、私の背中をバンバン叩きながら言う。少しセクハラのようで、思わず眉根をしかめる。

 そうだった。この課長、普段は全く問題のない人だが、酒が入るとセクハラじみたことをする、少し厄介なひとだった。

 まずいな。どうしよう。接待で、こういうことが全くないわけではないから、ウブな振りはしないけれど、苦手なことには変わりない。愛想笑いも顔面に張り付いている感じになってきた。

 その時、

「課長!次はなににしますか?」

 高崎くんが私と課長の間に入り込んだ。

「あ、ああ。そうだな。じゃあ・・・・・・。」

 高崎くんは後ろ手で私に、別の席に行くように手を振って合図した。私は他のチームメンバーのところへ話しかける振りをして、そこから離れた。

 高崎くんはそれからずっと課長と飲み、ある程度酔わせてからタクシーに放り込んだ。

 みんなも食べて、しっかり飲んで、二次会へ行こうという話になった。

「じゃあ、私はこれで。」

 そんなにお酒が強くない私は、本当は一次会だけで帰りたかった。花見の時のような醜態を二度とさらすわけにはいかない。

「なに言ってんですか、佐々木リーダー。一緒に行きましょうよ!」

 以前もチームを組んだことのある後輩に、背中を押された。半ば強引に、次のお店へと向かうことに。

 仕方ないか。チームリーダーだし。最後まで付き合わなきゃいけないよね。

 他のメンバーには知られないように小さくため息をついた。

 と、その時、急に腕をつかまれて、後輩から引きはがされた。

「え?なに?」

 少し酔っていた私は、足元がふらついた。

 あ、転びそう!

 そんな時、誰かにしっかりと身体を支えられた。

「え?」

「佐々木さん、俺、酔っちゃったみたいなんで、タクシー乗り場まで連れてってくれませんか?」

 頭の上かわ降ってきた声は高崎くんだった。

「え?」

「だから、悪いね、みんな。楽しんできて!」

「え~!!高崎くん!」

「ごめんね。」

 有無を言わさず、高崎くんに引っ張られていった。他のメンバーは、特に女の子たちは、少し不機嫌だったが、そのまま二次会のお店に向かって行った。

「ちょっと、高崎くん!」

 少し足早に高崎くんに腕を引っ張って連れて行かれて、なんとかついていくのに必死だった。

「高崎くんってば!ちょっと待って!」

 何度言っても、高崎くんは足を止めなかった。

「ねえ、高崎くん。タクシー乗り場、通り過ぎちゃったよ!」

 それでも高崎くんは、なにも言わず、ただ私を引っ張って歩いて行った。

「ちょっと!ねえってば!」

 少し薄暗いところに入り、急に高崎くんは私の腕を離した。引っ張られて、少し腕が痛んだ。

「もう!どうしたのよ。腕、痛いじゃない。」

 腕をさすりながら言うと、高崎くんは振り返り、深々と頭を下げた。

「すみません!」

「あ、いや、そこまで痛いわけじゃ・・・・・・。」

 びっくりして、なぜか私のほうがしどろもどろになる。

「あ、いや。そのことではなく。」

 少し目を伏せたまま顔を上げる。

「あ、いえ。腕を引っ張ったのもすみませんでした。そのことではなく・・・・・・その・・・・・・。」

 仕事をしている時の堂々とした高崎くんではなく、叱られた子どものような顔をしている。長身なのに、私よりも背が小さく見える。

「・・・・・・なに?」

「その、二週間前に、ここで・・・・・・。」

 歯切れ悪く言う高崎くんの言葉で、私は周囲を見回した。そうだ、ここは、花見のあとで寝ちゃっていた公園。そして、ここで高崎くんに――。

「・・・・・・花見の後のこと、だよね?」

「はい。」

 さっきよりも小さくなっている高崎くんに、私は大きくため息をついた。認めたくなかった。やっぱり・・・・・・。

「つい、うっかり、酔った勢いでキスしちゃったんでしょ?大丈夫。私も大人なんだから。そんなキスの一つや二つ・・・・・・。」

 嘘だ。ある程度の年齢は積んできたが、こういう経験はどちらかといえば少ない方で。動揺しているのを悟られないように虚勢を張った。

「佐々木さんにとっては、何でもなかったってことですか?」

 少し怒気を含んだ声に、思わず口を閉じてしまった。

「佐々木さんにとっては、俺は、意識もしてもらえないんですか?」

 なにを言っているんだろう、この目の前の男は。なにに怒っているんだろう、この男は。

「俺は、そりゃ、あそこで手を出しちゃいけなかったんだけど、でも、俺は本気で。」

 酔いはすっかり醒めたのに、高崎くんの言っていることが全く頭に入ってこなかった。

「それなのに、佐々木さんはいつもと同じで。俺ばっか動揺して!」

「ちょ、ちょっと待ってよ。動揺していなかったのは、高崎くんの方じゃない!いつも通りだったじゃない!」

「それは・・・・・・!」

 急に高崎くんは口を閉じた。そしてまっすぐに私を見つめた。

 時間が急に止まったように感じた。

「佐々木さんがいつも通りだったからですよ!意識してくれないなんて、悔しいじゃないですか!」

 なにを・・・・・・言っているんだ?この男は。

「俺は認めて欲しくて、仕事でも頑張ってきたんですよ!」

「それは認めているわよ。あなたがいてくれたおかげで、仕事がしやすかったもの。」

「そうじゃなくて!」

 急に抱きしめられた。

 もう、頭は真っ白だった。

「これでも、ドキドキしませんか?俺ではダメですか?」

 私の心臓は早鐘のようだった。でも、抱きしめられて、高崎くんの胸から聞こえる心音のほうが早かった。

「ダメ・・・・・・。」

 つい、言葉が出た。これ以上はダメ。頭がショートしてしまいそう。

「ダメ、ですか・・・・・・。」

 私を抱きしめていた腕が急に力を緩めた。

「俺じゃ、ダメですか・・・・・・。」

「・・・・・・違う。そうじゃなくて。」

 なんて言えばいいんだろう。頭が上手く動かない。

「・・・・・・すみませんでした。」

 弱々しい声で言い、高崎くんは立ち去ろうとした。

「待って!」

 自分でもびっくりするくらい早く、高崎くんの腕を掴んでしまった。

「佐々木さん?」

「ダメじゃない。ダメなんかじゃ、ない・・・・・・よ。」

「佐々木さん?」

「あの時のキスで、私、動揺してしまったもの。」

「え?」

「私、年下には興味ないはず、だった、のに。」

 最後の言葉まで言い終わらないうちに、またもや高崎くんに抱きしめられてしまった。

 その時、ある言葉を思い出した。化粧室で聞いた、後輩の女の子たちの言葉を。

「ダメ!」

 精一杯の力で、高崎くんをはねつけた。

 高崎くんは驚いたように、目を見開いて私を見つめていた。

「佐々木さん!?」

「ダメよ、高崎くん。あなた、結婚間近の彼女がいるんでしょ?」

 そう。高崎くんには、大学時代からの彼女がいるのだ。

「私、二股とか、浮気とか、そんなの無理だから!」

 そこまで言うと、高崎くんは急にお腹をかかえて笑いだした。

「高崎くん?」

「その話。全くのでたらめですよ。」

 笑いながら言う高崎くんに、私はなにがなんだかわからなくなってきた。混乱して、頭痛がしてきた。

「大学時代に付き合った彼女とは、卒業前に別れています。彼女は去年、結婚していますよ。」

「え?」

「俺は随分前から、好きな人がいたんですよ。」

 私の頭は真っ白だった。

「その人は、誰よりもがんばり屋で、責任感が強くて。でも、それだから俺はその人の力になりたくて。その人に頼りにされるよう、がんばってきたんです。」

 高崎くんが、まっすぐに私の目を見て言う。

「まだ分かりませんか?その人が誰なのか。」

 高崎くんが、私をぎゅっと抱きしめた。

「あなたですよ、佐々木さん。」

「わた・・・し!?」

「嫌なら振り払ってください。そうじゃなければ、このままキスしますよ。」

 いたずらっこのように少し笑いながら言う高崎くんだが、心音はうそをつかない。私以上にドキドキしている高崎くんに、私は観念した。

「嫌じゃ、ないわ。」

 高崎くんのネクタイを引っ張り、今度は私から高崎くんの唇に、私の唇を重ねた。

「ん!?」

 びっくりする高崎くんに、今度は私が笑った。


 この恋は始まったばかり。

 さて、主導権は握らせないわよ。



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