親友・舞奈とのお出かけ
「ただいまー!!」
私はバイトですっかり疲れてふらふらしながらリビングまで歩いた
「おかえりなさーい」
と言ったのは私の母・夕夏である。
私は疲れて、ソファにごろんっと横になった。
「あらぁ・・・そんなに疲れたの?お疲れさま!」
と言って、母はオレンジジュースをくれた。
「ふぅ・・・・仕事自体は多くないんだけどぉ・・・・接客で疲れるんだよねぇ・・・」
「あら、そう・・・私はご飯の準備をしてくるからね。」
そう言って母は、キッチンに行った。
私はバッグからスマホを取り出して、LINEを見た
すると、
「ティントン」
と音が鳴った。見てみると、友達の葉月 舞奈からだった。舞奈とは、幼稚園からの付き合いで、同じマンションに住んでいる。それに同じ腐女子!!高校でも最も仲がいい親友だ。
どれどれ・・・・と読んでみるとこんな内容だった
『明日バイトお休みだよね?だったら明日一緒にカラオケ行かない??(∩´∀`)∩
二人で恋バナとか怖バナとかで盛り上がろうぜ♥』
おお!!!いいかも!!!ストレスを発散してこよう!
『いいよー!(^O^)私もちょうど行きたかったんだよね!!!おkおk!』
と、返信し私は明日の服選びに熱中していた・・・
何がいいかな・・・・ワンピースでまとめちゃう?それともふわふわの服にひらひらスカート?それともジーンズでクールに決めちゃう?ああ!もう!選べないよぉーー!!明日が楽しみだなー♪
スマホが鳴ってる・・・・ふう・・・・
あ、朝だ!起きなきゃー!
ジタバタしていると、お母さんが
「何をそんなに焦ってるのー?」
と叫んできたため
「今日舞奈とカラオケ行ってくるから!」
と叫び返した。
よし!これで大丈夫!服もかわいいのに着替えたし、メイクもおk!よし行くぞぉぉぉ
「いってきまぁ~っす!」
そうして私は、元気よく玄関から飛び出た。確か待ち合わせ場所は・・・
駅前だね!駅前まで突っ走った
あ!あそこにいるのは!
「舞奈ぁァぁァぁ!!!ハァ・・・ハァ・・・・」
私は息を切らしながら、舞奈のほうに向かって走った
「遅かったねw綺華」
「あははwごめん、ちょっと朝ジタバタしちゃっててw」
「今日はどこのカラオケ行く?」
うーん・・・そうだな・・・
「あ、そういえば最近できたカラオケが近くになかったっけか?」
「そういえばできたね!そこ行ってみよう!」
私たちは都会の中を歩きながらこんなことを話した
「綺華はー、好きな人とかいないのぉ?」
「いないよぉ・・・・ブスばっかりじゃんか私たちの高校・・・・(´・ω・`)」
「だよねー!私も好きな人なんか一人もいないわー・・・・」
「でも今度、私たちの高校に一人男子が転校してくるんでしょ?」
「え、そうなの!?知らなかった・・・・」
「でもどうせまたブスか、微妙な人だろうなー・・・・」
「うんwそういう人しか来ないもんね私たちの高校」
「ねーw」
と、話しているとカラオケボックスの前まで着いていた。
早速中に入った。予約をしてから5分くらいで呼ばれて、個室の中に入った。
「うわぁ・・・・ピカピカだねー!この部屋!」
「本当だ・・・すごい・・・・」
さすが出来立てのお店だなー・・・
よし!歌おう!何歌おうかなー!!♪
「今日は疲れたねー・・・・」
「うんw何十曲歌ったんだろうねw」
「今日は誘ってくれてありがとう!また明日高校で会おうね!!」
「うん!こちらこそ来てくれてありがとうねーバイバーイ!」
二人はお互いの家の方向へ別れた
今日はいっぱい歌ったしストレス発散になったなぁ・・・・
舞奈がいてくれて本当によかった・・・・・
大好きだよ!舞奈!一生私のそばにいてね!
綺華と舞奈の友情を私なりに表してみました!!いよいよ3話は、転校してくる男子が出て来ます!お楽しみに!