違う世界の者達
1ヶ月ぶりの更新です。大変長らくお待たせしました。
《side風里》
周りに出てきた植物(これ、植物っていうの?)は木・・・?みたいな感じで地面から根が出ている。
かなり攻撃的なようだ、どんどん根の量が増えてきている。
「別の世界に来たって感じがするわね。」
「盛大な歓迎だ。」
「あの木についている果実、薬の原料になるかな?」
「でかいですね。」
4人が口々に感想を述べる。・・・一人実験しようとしてる人いるけど。ってそんなこといってたら、根が5本ほど飛んできた。
「遅い!」
翔が持ってた刀を一閃、根がすべて無力化される。
「まかせて~!」
愛音が試験管にはいった2種類の液体をなげつける。ドン!と凄い爆音と砂埃が舞い、視界が見えなくなる。この爆発、米軍もびっくりだよ。
「ちょっとやりすぎちゃった~、エヘヘ~。」
砂埃が晴れ、木があった場所には木片とこげた木しか残ってなかった。
《side out》
《side ???》
「何だ?あの子達」
それは、俺の口からでた言葉だった。ルイン、リユゥ、シャン、リリルも自分と同じ表情になっている。木(あのお化けツリー)を一瞬で倒してしまった彼らの施行した魔法が信じられなかったのだ。
本来、魔法は魔方陣や、魔導書に書き込まれている文章、魔法を施行するための媒体がなければ、魔法は発動しないはずだ、それを彼らは剣を振るうだけで魔力で形成された刃を飛ばしたり、薬品の入ったビンを2つ投げるだけで爆発を起こして見せたのだ。信じられない・・・。
アドバイスなどあったら、教えていただけるとうれしいです。