第三十話 ただいまとおかえり
月「席って空いてますか?」
店員「はい。こちらへどうぞ。注文が決まりましたらインターフォンを押してください」
月「さてと、なに頼むんだ?」
京谷「そうだな...まあ、ビールはいつも通りだろ?」
月「そうだな。じゃあこの焼き鳥と刺身盛り合わせにするか?」
京谷「オッケー」
ピンポーン
京谷「生2つ、あと焼き鳥と刺身盛り合わせ一つづつ」
店員「生2つ、焼き鳥と刺身盛り合わせ一つづつでよろしいでしょうか?」
月「はい、大丈夫です」
店員「では、少々お待ちください」
........................
京谷「........そっちの出張はどうだった?成果はあったのか?」
月「とりあえず、あの案件は通りそう」
京谷「そうか.....山場は越えたってことか」
月「ま、今日は成功記念で飲み明かそうぜ!」
京谷「ちょうどビール来たしね」
月・京谷「カンパーイ!」
「......親父からライン」
わかな「珍しいね」
「最近は大体京谷さんからの方が多かったからね」
「.......なるほどね」
わかな「なんだったの?」
「『そろそろ春休みだろ?久しぶりに実家に帰ってこないか?』だとよ」
「.......どうする?」
わかな「行こうよ、久しぶりに」
「そうだな」
「ただいま~」
百「おっか~~」
月「おかえり、わかなもおかえり」
わかな「ただいまです」
「で、いきなり帰ってこないかって言ってきて何の用だ?」
月「お前に頼みたいことがある」
「新しいデザイン?」
月「そう」
「材料予算は?」
月「50万」
「オッケー」
俺はバッグからノートPCを取り出した
月「準備が早いね」
「はは」
わかな「昼飯作った方がいいですか?」
百「タメ口でいいよ~、一緒に作ろうか」
わかな「うん!わかった」
百「そうそう、わかなは家でも料理作ってるの?」
わかな「はい、なるべく竜也の役に立ちたいですから」
百「ふ~ん、じゃあ、私がお義母さんとしていいこと教えてあげる」
母さんは俺に聞こえない声量でわかなに何かを話した
わかな「いいこと聞いちゃった♪」
「...........」
「.......ん~~体痛って~」
月「座りっぱなしだったからね」
「今度整体にでも行こうかな」
月「また徹夜したんだろ?」
竜也「まあ少し」
月「少しじゃないだろ」
百「昼食出来てるよ~」
「食べるか~」
みんな「いただきます!」
「.......なんかいつもよりおいしいな」
わかな「気づいた?」
「塩味が多めってことは、これ塩多めに入れた?」
わかな「正解!」
百「竜ちゃん昔から塩とか醤油好きだったからね」
「塩分過多になるぞ、普通に」
月「ははww」
「母さんから教えてもらったのはこれか?」
わかな「うんん、もっと別のこと」
「..............」
「まあ、いいけどさ」
昼食後
月「竜也、久しぶりにス〇ブラしないか?」
「久しぶりにやりますか」
30分後
「つっよ」
月「いや、こっちもギリギリだったんだが?」
「疲れたー」
月「確かに、疲れてきたな」
わかな「竜也、肩凝ってない?揉んであげる」
「大丈夫」
わかな「大丈夫じゃないでしょ」
「はいはい」
月「俺もやってもらおうかな」
「親父は母さんにでもやってもらえ」
百「言われなくてもやるつもり♪」
月「もう帰るのか?」
「帰るけど」
百「今日一日いてくれてもいいのに」
「家帰ってやることもあるし」
わかな「また、いつか行きますね」
「じゃあな」
月「ああ、またな」
百「バイバーイ」




