第12章
【ホットドッグ屋の路上販売店にて】
コロンボ警部:「・・・ホットドッグ。」
ホットドッグ屋のおやじ:「ああ、2つね。」
(ご一緒した保険屋が代金を払おうとする)
コロンボ警部:「あぁ、そいつはいけませんよ。
あたしが誘ったんだ。
(ホットドッグ屋に)悪いけど、領収書くれよ。」
保険屋:「・・・怖くなってきたなぁ。
刑事さんに、ごちそうになるなんて・・・どんな用件です?」
コロンボ警部:「保険のことで・・・ちょっと聞きたいと思って。」
保険屋:「けっこう。とうとう、その気になりましたか・・・勧めた甲斐があった。」
コロンボ警部:「いやいやぁ、(保険に)入るんじゃないんだよ。
もう、お宅と契約してる人のことなんだ。」
保険屋:「あなたの仕事上のことで・・・?」
コロンボ警部:「・・・そうなんだ。
二人組の作家で・・・ケン・フランクリンとジム・フェリス。
・・・かなり契約してるらしいんだがね。」
保険屋:「いやぁ、いくらあんたでも、それだけはかんべんしてください。
契約者の『秘密』に関することは、誰にも・・・」
コロンボ警部:「そいつは弱ったなぁ・・・お互いに、やっかいなことになるよ?
そうなると、(あんたに)法廷でしゃべってもらわなきゃならん。」
(保険屋、ぶすっとした顔で黙り込む)




